これは柳生石舟斎の言葉ですが、
「ただ強いだけではいけない。
本当に強くなってきたら、今度は弱さが出てこないといけない。
その人の発する言葉ではなく、その人の心の声を感じ取れ。
本当に強くなってきて、弱さ、柔らかさが出てくる様になると、万人の心が読み取れる様になり、他人に対して優しくなれる。」
という事です。
どんな仕事をしていようと、どんな業界に居ようと「極意を会得した」と言われる方に、とても深い優しさを感じるのは、そういう方々はきっと、他人の「心の苦しみや悩みの声」を聞いているからなのでしょう。