「苦難は幸福の門」と言う言葉を聞いたことがあるかも知れません。
「苦難困難は一見すると嫌なことだと思われがちだが、それを乗り越えると自分が成長している事に気付き、より一層幸福になっている自分に気づく」と、この言葉を捉えても良いかも知れません。
しかしながら短絡的な人は「それじゃあ苦難困難が来ないと幸せにはならないのか」と疑問に思うでしょう。
若しくは「幸せになる為に、もっと苦難困難よ来い!」なんて思う人もいるかも知れません。
でも苦難困難とは、その人の感情から来るものであって、その人には苦難に見える事でも、ある人には普通の事である場合もあります。
また一度乗り越えた困難は、2回目からは難なく乗り越えることができて、もはや苦難でも何でもないものになってしまう場合もあります。
「世界中でこんなに苦しんでいるのは私だけ」と言う方も時々いらっしゃいますが、80億人の中で同じ問題で苦しんでいる人が「自分1人だけ」と考える方が難しい様に、「あなたが悩んでいる問題は多くの人も悩んでいるし、既に解決してしまった人達も大勢いる」という事です。
そう考えると、少し楽な気持ちになる人もいらっしゃるかも知れません。