温かい夫婦の間には素晴らしい子供達が育つのは当たり前ですが、愛情の流れ方は決して一方通行ではないとつくづく感じます。
「子は親の鏡」と昔から言われていますが、親はいつの時代も「子供の中に自分の似姿」を見つけます。
自分の良いところも嫌なところも、子供達の言動から発見してしまいます。
でもそれは、子供達から親に対する「愛情表現」だと私は思うのです。
子供達が「あなたの反省すべきところはココですよ」と教えてくれていると。
だからこそ親子の縁は深くて、親は子供達に「自分達を超える人物になって欲しい」と願うのでしょう。
そうして幾世代にも渡り、人々は大いなるロマンを次の世代に渡し続けて来たのですね。