ロバート・シュラーはその著作「いかにして自分の夢を実現するか」の中で、ある精神科医の話を引用しております。
「私たちは来る日も来る日も大勢の患者を診察していますが、特別な治療をした訳でもないのに、灰色にたるんでいた患者の皮膚が突然ピンク色に染まり、眠ったような目に光が戻る事がえります。
その奇跡をもたらすのは『希望』です。
希望こそ、何にも勝る薬です。
患者の何処から、どうやって希望が生まれたかは分かりませんが、私たち医者の力ではないことはたしかです。
自分が希望が見出せれば、その患者の病気は既に治っています。」
その人にとっての「希望」は最良の薬となるようです。