登りのエスカレーターは自分が止まっていても上の階に自分を勝手に運んでくれます。
少し前までは偏差値の高い学校を卒業さえすれば立派な会社や役所に入れましたが、今はそう簡単にはいかない、厳しい時代になっているようです。
それどころか「登りのエスカレーターに乗ったと思ったら、下りのエスカレーターだった」なんて事もあるようです。
小中高大学と必死に勉強してきて、ようやく人が羨む一流会社に就職出来たのに、しばらくしたら潰れてしまって今は無職。
そんな先が分からない時代となってます。
けれども下りのエスカレーターに乗ったとしても、一生懸命に逆方向に上り続ければ、上の階に着く事も可能です。
エスカレーターが下る速度より、自分が早く登っていけば良いのですから。