ソクラテスは「無知の知」を説いていました。
「自分は何も知らないという事を知っている。」という事ですが、最近は学者、言論人、メディア関係者でなくても、自分の思いをネット等で自由に発信できるようになりました。
その為今までは「個人対個人」であった情報発信も「個人対社会全体」となり、より危険性が増したと言えるでしょう。
例えば、ネットであったこともない人の事を悪く言う、有名人や著名人を誹謗中傷する、ウソの情報を拡散して喜ぶ・・・
「真理」「善」「美」に合致した言論発信ならば、世の中を成長させることに貢献しそうですが、そうでない場合は「川の中に毒を流す行為」と同じになってしまいますので、私自身も気を付けなければならないと思っております。