西国立志編と言う書籍の名前はお聞きになったことがありますでしょうか?
イギリスのサミュエル・スマイルズが1859年に発行した『自助論』です。
これを幕末にイギリス留学した中村正直が翻訳し『西国立志編』とし発刊しました。
当時は読み書きできる人が100万人程度いたと思われますが、100万部以上売れたと言うことですので、字が読める人はほぼ全員読んでいたのではないかと言われております。
この書籍をキッカケに文明開花が成されたとも言われております。
まさに自助努力の精神が新しい日本を創っていったのですね。