しきしまの大和の国は
言霊の幸わう国ぞ
ま幸かありこそ
柿本人麻呂が詠んだ歌ですが、今の現代人にとっては心しなければならない内容だと思います。
現代語に訳すと
「この日本の国は、言霊、すなわち言葉が持つ霊的な力によって幸せになっている国です。これからも平安でありますように!」
という感じでしょう。
「言葉が乱れる国は、その国の内情も乱れる。」と言うことでしょうか。
昔から結婚式とかで「別れる」「割れる」「終わる」は使わずに「お開き」と言う言葉を使うように、日本人は言葉の持つ魂を、とても大事にしてきました。
これからも、そうあって欲しいと私は思っております。