「雨後の筍」と言う言葉があるくらい、竹の成長速度には凄いものをあります。
実際、 1日(24時間)に、マダケで121cm、モウソウチクで119cm伸びたという記録があるそうです。
それだけ伸びる竹なのに、強風に煽られてもポキリと折れないのは、節があるからです。
あの節があるから、竹は急激な成長であっても強風にも負けない、しなやかさがあります。
人間の成長においても節の部分があると、なかなか「心が折れない」ようです。
その人生の節は、人生における逆境の時、苦しんだり辛い時に、作られています。
まさに「人生の節目」になるわけです。
竹もきっと節を作っている時は、それまでの成長の様に伸びていけないので、きっと辛く苦しい事でしょう。
でも、その節は竹にとっても、私達にとっても、倒れないしなやかな心を作るために、どうしても必要な経験なのでしょう。