「人の幸、不幸は運命で決まっている」と言うのが運命論ですが、果たして本当に生まれる前からその人の人生は決まっているのでしょうか?
私は他人に「運命ってあるの?」と聞かれたときには「半分あって、半分ない」と変な答え方をします。
自分で決めてきた「人生計画」はある筈なので「半分はあり」でも、残り半分は未確定要素があり「自分の努力次第」だと思っています。
自分が何の努力もせずに、人生計画で将来大金持ちになると決めてきたから、大金持ちになれるとしたら多くの人が大金持ちになっていることでしょう。
でもそうはなっていない。努力を惜しむ者はそれなりになっています。
結局は「自分の心がけ次第」と言うところになります。
幸福になるもならないも似たようなところがあるようです。
私は「幸、不幸は自分の心持ちで生まれてくる」と思っております。
つまりは「自分の心をコントロールすることで、自分も変わり、周りの環境も変わってくる」という事です。
「自分にとって都合が良いから幸福。都合が悪ければ不幸。」と言う単純な物差しではなく、「今起きた事象が、自分を成長させることかどうか」を基準にしただけでも、同じトラブルが起きたとしても幸福感は変化してきます。
自分にとって嫌なことが起きたとしても、その捉え方で不幸にも幸福にも成り得るという事は「幸、不幸は自分の心持ちで生まれてくる」という事なのでしょう。