「道の人」(みちのひと)あまり聞いたことない言葉だと思います。
調べると、専門家など「その道に秀でた人」のことを指したり、遊女のことを言ったりすると書いてあります。
しかし、本当の意味は「怒りを良く制御できる人」のことを言うそうです。
散歩していれば多くの人達とすれ違います。
時にはトラブルになり、争い事に発展してしまうことも、ごく稀ではありますが無いことは無いでしょう。
そうした時に「この人は、たまたま散歩で出会った人だから、目くじら立てて怒ることも無かろう」と思えば、怒りの感情もいくらか収まることでしょう。
つまり「今はこうして何らかの理由で出逢いトラブルになっているが、やがては離れ、またそれぞれの道を歩いて行くから、今は怒らず許してあげよう」そんな寛容な気持ちになれる人のことを「道の人」と言うのでしょう。