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政界、官界、学界、芸能界、ジャーナリズム界、教育界で活躍して有名になっていても、異性問題、金銭不正、脱法トラブルなどで中途挫折や晩節を汚す人達が多いのは何故でしょうか。
「脇が甘い」と言って仕舞えばそれまでなのかも知れませんが、それだけではない彼らに共通しているものがある様な気がします。
一つは「成長する事を止めてしまっている」ことではないかと思います。
いわゆる謙虚さが無くなり「世界は自分中心に動いている。自分の鶴の一声で他人を幸せにも不幸にも出来る」と、のぼせ上ってしまっているのかも知れません。
もう一つは「反省しない」と言うことです。
物事は大きく崩れる前に必ず小さなほころび、予兆が生じます。
そのほころびを見逃して反省しないので、大きなトラブルに発展してしまうようです。
要は「自分を客観視出来ていない」と言うことになるのでしょう。
かく言う私も謙虚ではなく反省もしない人間だったので、多くのトラブルに巻き込まれ、そして鼻をへし折られ反省せざるを得なくなって今日に至っております。