私たちは「何気なく生きている」ような気がしていますが、何気なくでは行けていけない存在でもあります。
本来ならば「自分で生きよう」と強く思っていなければ、生きる事すら難しい時代を先人達は生きてきました。
例えば第二次世界大戦中は、死と隣り合わせの毎日を送っていた事でしょう。
ペストとスペイン風邪が流行った頃も「いつ自分も病気になり、この世を去るのか…」と生きた心地すらしなかったかも知れません。
コロナが落ち着いた何十年も経った未来人からすると「よく何百万人も亡くなった時代を生き抜いてこれたな」と、私達はきっと称賛されることでしょう。
私達は自分の力で生きている様に思っていますが、本当は奇跡的に「生かされている」のではないかと、私だけではなく未来の人達も何か大きな天災がある事に思うことでしょう。
生き残って命を繋いで行こうとしている私たちは、「生かされている」事に、もっと感謝すべきかも知れません。