各地で夏祭りが模様され、花火も沢山打ち上げられる季節になりました。
祭りは元々、神様への奉納式が発端となっています。
能や舞も予祝奉納と言って「豊作になる様に先に神様に感謝を伝える」ことを目的に行われて来ました。
また祭りの開催を沢山の人達で喜び合うことで「嫌なことを忘れる」「マイナスのパワーを取り払う」と言う意味もあるそうです。
例えば友達みんなで楽しくお喋りしていた所へ、ある人物がやって来たら空気が一変したと言うご経験が誰しにもあるかと思います。
悩み苦しんでボロボロの人がやってきた時に、それまで明るかった場の空気が一気に淀んでしまう事もあるかと思います。
悩んでいる人は意識はしていませんが、その人の心の重みが場に伝わってしまうのでしょう。
日本人は「空気を読む」のが上手だと言われますが、これも大切な日本人の特性であり、他の国の人には持ち合わせない特殊な能力と言えます。