世の中には理不尽な事も多々起きてきます。
そんな時についつい心の声が言葉にして出てかてしまう事もあります。
「こんなんじゃ、やってられないよ!」と、何もかもを投げ捨てたくなることもあるかと思います。
しかし、そうした姿をじっと見ている人がいる事も忘れてはいけません。
「あいつは、そういう人間なんだ。」と見られてしまい、その後昇進が遅れた事例は山ほどあります。
「雉も鳴かずば撃たれまい」とは良く言ったもので、じっと黙って我慢していれば良いものを、ついつい怒りの感情に任せて、とんでも無いことを言ってしまう…
こんな経験は私だけではなく、多くの方々が思い当たる事でしょう。
「口は災いの元」とも言いますが、口から出た言葉は引っ込める事が出来ません。
その言葉を否定するか、謝罪するか、しかありません。
言葉で相手を死に追いやる事もありますし、言葉で幸せな気持ちにさせる事も出来ます。
言葉は双刃の剣。
であるならば、料理包丁のように、上手に使って行くことが何より肝心という事でしょう。