「お金は有りすぎても困ることはない」なんて言葉を聞いたことがあるでしょう。
「その通り!」と言う人もいれば「そんな事はない。分相応にあればいい」と言う人もいて、お金の量に関しては色んな意見や考え方が古来からあります。
確かに、この地球上においてはある程度の便利さを与えている事は間違いありません。
しかし宇宙人がいるとしたら、彼らも同様にお金を使用していると思ったら大間いでしょう。
お金がない社会システムの中で、暮らしている場合は多いにあり得ます。
となると、私達の暮らしや幸せにとっては、お金は絶対ではないかも知れない…そんな気がしてきます。
少し前までは日本でもお金を使用していませんでした。
7世紀頃から中国から貨幣が伝わり、日本ではお金が作られ、使われ始めたとされていますが、庶民の暮らしに根付くまでは、それから何百年も掛かったようです。
縄文時代や弥生、古墳、飛鳥の時代にはお金は使われていなかったのでしょう。
それでも、私達は暮らしていました。
結局、お金がなくても暮らして行ける社会だったのに、いつの間にかお金に振り回される世の中になってしまいました。