世の中には「引き寄せの法則」に関する書籍が出回っています。
大抵はランダ・バーンの「ザ・シークレット」がネタモトであると思われますが、明らかに「悪魔のすり替え」の傾向が見られます。
「成功者になるには、思いの力が必要」ということは真理なのですが、その「成功」の方に問題がある気がします。
「成功者とは自分の欲を満たしたもの」というように、定義しているような感じがする書籍が、「引き寄せの法則」という言葉を使い、書店に並んでいるようです。
「欲を満足する形の成功」が「本当の成功」ならば、世の中はきっと悪人だらけになってしまうでしょう。
動物の世界と同じ、弱肉強食の世の中が展開されることでしょう。
強者にとっては成功となりますが、弱者にとっては不幸そのものです。
本当の成功とは、「自分も幸せになり、他の人も幸せになる」方法を達成した時に、「真の成功」と呼べるのではないかと、私は考えております。
「そんなのは理想だよ。現実には有り得ない。」と言われるかもしれませんが、弱肉強食の世界が、「人間の真の幸せにはなり得ない」のは間違いありません。
人が動物より優れているのであれば、弱肉強食の世界ではない世界を創るのが、本当の人間でしょう。
