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楽

人間は楽を求めていると、段々と物事に対して鈍感になり、些細なことでも面倒に感じるようになって来てしまうようです。それ故に「険しい道と楽そうな道があったら、険しい道を選べ」と昔の人は言っているのでしょう。確かに甘えることばかりを覚えてしまった子供は、その甘えがどんどんと助長され、大人になればなるほど「感動できない、心から楽しめない人間になって行く」と言う研究結果もあります。だから時々、会社の中で社長の息子を見て「だから、あのボンボンは使えない」とか言われてしまうのかも知れません。もっとも社長の息子が皆がみんな、そういう人ではないにしても...
履歴書

履歴書

人事部勤めやヘッドハンターをしていて感じたことなのですが、意外と応募者の皆さんが、履歴書の写真にあまり頓着無いと言うか、あまり重要視していない方が多いような気がします。もちろん容姿が全てではないですが、就職希望者が多い場合は、写真を主に見て判定する場合が有るのも確かです。書類審査をパスするには顔写真は重要なアイテムになります。つまりは「御顔は履歴書の一部」と言うことになります。実際、人事やヘッドハンター、スカウトマンなどは知らず知らずの内に、観相学を身に付けているように感じます。特に「この人はアイドルになりそうか?」などと見定めている...
公私混同

公私混同

会社勤めでも会社経営でも「これは仕事なのか?私的なことなのか?」と迷ってしまうことが多々あります。その線引きは一概で言えないのが難しいところです。会社員の方は、出世すればするほどその境目は厳しくなります。それは周りの目が厳しくなるからです。「あの人は立場を利用して私腹を肥やしていないか?」と出世すればするほど、絶えず部下や上司や同僚から観察されていると思った方が間違いはありません。一方、経営者は発展すればするほどに、会社内は勿論の事、外部からも厳しく見られることになります。それは会社が発展繁栄すればするほど「私器から公器」に変わって行...
ごめんね

ごめんね

このブログで何回も書いていることなので「もう聞き飽きた」と言われそうですが、感情の安定には「感謝と反省この教えは日本人が一万年以上続けてきた大切な「心の安定方法」です。最近では「ありがとうを言えば言うほど幸せになれる」とか「感謝の思いが成功させる」など、「感謝が大切だ」と言うお話は充分広がっているように思えます。しかし同時に謝罪が言えない人達や反省が出来ない人達が増えてきているのも事実です。「あなたは悪い事をしたのだから謝りなさい」と世間などから強制的に言われて、パワハラ的に謝罪することは有りますが、それでは本当の反省が出来ないかもし...
凪いだ心

凪いだ心

忙しい時は心が波だっています。だからイライラもしますし、良き判断も難しくなります。「自分はこんなに忙しいのだから、ちゃんとやってよ!」と周りの人に言いたくもなります。でもそんな時こそ「タライの水」の例えを思い出さなくてはいけませんね。タライの中に手を入れて、浮いている舟を自分の方に引き寄せようと、水を手前にかき寄せても舟は遠ざかってしまいます。逆に自分から押し出すようにしてやると、舟は水が周り回って手元にきます。忙しい時こそ他人為に尽力すると、何故か不思議な事に周りの人が助けてくれて自分が楽になって来たりします。心の波にさざ波が立った...