執筆者 西村 | 2024年02月18日 | カウンセリング
どんな人にも多かれ少なかれプライドと言われる「自分に対する尊厳」はあるかと思います。そのプライドを守る為には、他人の幸不幸など一切気にしない人達もいます。だからと言ってこうした人達が優しくないわけではありません。同情や他の人に優しい態度を取ったりするので、多くの方々は「その人がプライドだけで生きている」と言うことが分からないで「あの人はあんなに有名で地位が高いのに、私の事を気にしてくれる。親切にしてくれる。」と勘違いしてしまいます。しかしながら彼らの心の中では、皆様を見下して優しくしている場合もあります。この辺を見抜かなくてはなりませ...
執筆者 西村 | 2024年02月17日 | 感謝の会
私達はたくさんの人の努力と優しさの上で、生かされています。自分で、空気も水も電気も家も車も布団もご飯も歯ブラシも作っていません。誰かが作ってくれたものを利用させて貰い、生活をしております。それ故に子供の頃から「感謝の想いが大切ですよ」と教えられるわけです。言い換えてみれば、全てのものに対して恩義があると言っても良いでしょう。その恩に報いる為に、感謝し大切に使わせていただき、またお返しをしていく。こうした想いが本当の意味でのリサイクルなのかも知れません。掛け外のない地球に対しても「与えられたら、お返しをする」当たり前のことではありますが...
執筆者 西村 | 2024年02月16日 | カウンセリング
努力精進して権力を掴んだ人達の中には、その力を他人の幸せの為に使おうとする人も居れば、自分の為だけに使う人達もいます。その違いはどの様に見分ければ良いのでしょう。簡単な例でお話しすれば、権力を持っている人の周りに「提灯持ち」や「ゴマスリ」を沢山侍らせている場合は、恐らく自分中心の考え方をしたがる権力者だと言えます。他人のことを思い遣る人は、権力に擦り寄って来る人たちを嫌います。また擦り寄って来る者達が「提灯持ち」や「ゴマスリ」であるか否かを即座に見抜きます。次に自己中の権力者は、自分を欠け下ろすような人や、自分に厳しく説教して来る人を...
執筆者 西村 | 2024年02月15日 | カウンセリング
どんな形であっても目立てばそれだけ多くの人に批評され易くなります。「出る杭は打たれる」とはよく言ったもので、特に日本人は同調圧力などが強く、個性的な人には生き難いと言われてきました。しかしながらそうした風潮も、戦後教育の欧米化により払拭されたと言う意見も多くなって来ました。その人達が仰る通りに、日本も個性を大切に育てる環境が整ったのは良いのですが、今度は自我が強すぎる人達も出て来るようになりました。「失敗を指摘されると、途端に機嫌が悪くなり当たり散らすのに、褒められると世界一にでもなったように更なる賞賛を求めるようになる。」人達も現れ...
執筆者 西村 | 2024年02月14日 | カウンセリング
人は誰でも二面性を持っていると言われます。いわゆる「陰と陽」的な考え方ですが、そこに人間特有なゴマカシが入って来る場合があるので、そんなに「白と黒」のように単純に分けられないのが私達の「想い」です。心が落ち込んでいるのに明るく振る舞ったり、心は喜んでいるのに周りに遠慮してちょっと控えめにガッツポーズをとったり…でも一番良くないのは自分の心を誤魔化すこと。本当は差別主義なのに上辺を取り繕い、口だけは民主主義を装うような輩には気をつけなければいけません。その人の本質を掴むには、眼で見るだけでは足りません。心の目である「直感力」がどうしても...