人生でもっとも感謝している人

人生でもっとも感謝している人

「その人が信用出来るかどうかは、簡単にはわからない」と言うのは当たり前の話ですが、「簡単な質問で分かる」と言ったら、あなたは疑いますでしょうか。「その人が信用にたる人かどうかは、その人の過去の人生を知ることがもっとも速い道」と言う言葉があるように、いま目の前にいる人の人となりを知るには、過去の想いを知ることが良いようです。ただ、過去の苦労話や成功体験を聴いても良いのですが、それだけでは決定的な判断に欠けます。もちろん過去談はお聞きした方が良いですが、最後には「あなたがもっとも感謝している人と、その理由を教えて下さい」と言う質問をすれば...
人生は短距離走?

人生は短距離走?

私も若い頃そうだったので、なかなか言い難いことですが、若者達の多くは生きる事に急ぎ過ぎていて、まるで「短距離走の様に人生を走っている」ような気がしてなりません。「同期よりも早く出世したい」「早く結婚して子供が欲しい」「若いうちに働いて中年以降は楽して暮らしたい」とか、様々な夢や目標を持って頑張っている方を目にします。しかし歳を取って気がつくのは「人生、短いようで長いので、長距離走を短距離走の様に走っていては、ゴールまで持たない」という事です。人生をマラソンに例えたら、走行距離は42.195kmもあるのに、100m走の様に走っていては、...
天国と地獄

天国と地獄

天国と地獄は、亡くなってから、行くばかりではないようです。こうして生きている間も、天国と地獄は存在しています。「今日も満員電車に揺られながら、会社に行かなきゃならないのか…嫌な上司の自慢話を、また聞かなきゃならないのか。地獄だなぁ」とか「せっかく時間かけて作った料理を美味しいとも言わないくせに、子供の躾がなってない!と怒るばっかりで、ちょっとも楽しいことなんか無い…こうして段々とおばあさんになって行くのかなぁ…やだやだ」とか思っている、その心が既に地獄に通じているのかも知れません。「自分が上手く行かないこと、幸せに感じないことは、他人...
批判や悪口

批判や悪口

マイナス評価、批判や悪口が全くない世界に生きたいと思っても、生身の人間である以上、それは不可能であるということに、気がつかないといけないのかも知れません。どんなに権力を持っていても、どんなにお金を持っていても、他人の思いや口を止める事は出来ません。それは、独裁者と言われてきた人達の人生を見ても明らかです。そうした批判とか悪口とかを言われたとしても、これはまた自分を振り返るチャンスであると考えることで、魂を成長させる事も可能です。言われのない批判や悪口の攻撃に対しては、腹も立つことがあるでしょうし、攻撃もしたくなります。でも彼らと戦った...
苦しみから逃れる

苦しみから逃れる

昔も今も変わらないのは、不良化した若者達の溜まり場です。「トー横」とか「ゲーセン」とか、彼らが溜まる所が、地域性もあって色々な場所に点在します。場所に集まると言うよりは「その場所に来る仲間とツルみたい」と言うのが、集まる要因でしょう。だから、集まる場所を閉鎖したりしても結局、不良は減らないと言うことになります。と言っても、彼らは別に特別な存在ではありません。親の言うことに反発したり、学校の先生の言うことに納得出来なかったり、仕事の先輩や同僚の言うことが納得いかなかったりして、そこから逃れたいだけなのかも知れません。世の中、自分の思い通...
愛してその悪を知り

愛してその悪を知り

中国の「礼記」の中に「愛してしかも、その悪を知り、憎みてしかもその善を知る。」と言う言葉があります。「たとえ自分が愛している人でも、その人に悪があれば、その悪は見抜かなければならない。...