口が固い

口が固い

口にまつわる慣用句は結構たくさん有ります。口うるさい。口が肥える。口が寂しい。口が軽い。口が固い。口が重たい。口が寒い…など。口に関わる慣用句はあまり良い意味で使われることは何故か少ないようなのです。敢えて「良い意味で使われることが多い」と言う意味であげると「口が固い」になります。口が固い人は、信用されやすいですね。逆に口が軽い人は重要セクションに抜擢されることは少ないかと思います。沈思黙考の人は多くの人には信頼され相談を受けることも多いです。まさに「口は災いの元」を多くの方はSNSとかでも実感しているからこそ、今の世の中「口が固い人...
人を使う

人を使う

「人を使う」という言葉は余り良い響きではありません。しかしリーダーになると、日々人に対して指示をしなければならない場合が多いことでしょう。充分な経験と仕事能力の高さでリーダーとなった方は、部下達に対して的確な指示が行えるでしょうが、そうで無いリーダーの場合は、下のもの達が苦労する事になります。全てにおいて台本や原稿を用意するような人や、自分ならそう言った場合どうするのかが頭に浮かんでこない人が人の上に立った場合、悲惨なのは部下達だけではありません。リーダーになった自分自身も、自分で壊して行くことになります。やはり自分自身をよく育て上げ...
言葉を選ぶ

言葉を選ぶ

人を診るときには直感力はとても大切です。しかし、その結果を相手に伝えるときには言葉を選ばなくてはいけません。同じ内容を伝えるにしても、聴く側がどう捉えるのかは分からないからです。この事については、私も未だに反省すべき事象が多々起きてきます。この人にお話ししても大丈夫と思った事柄でも、その人にとってはその言葉が心に刺さるトラウマを呼び覚ます事もあるからです。またその人と親しい人に、軽い気持ちでその人の今の状況を伝えたとしても、親しい人には知られたく無い事だったりもします。人に言葉を伝えるのは本当に難しい…「私は貝になりたい」と言う映画も...
二枚舌

二枚舌

「人相や手相でウソを見分ける事が出来ますか?」とよく質問されますが、「見破ることが出来る時もあれば、見破れない時もある」と答えています。そう言うとガッカリした表情になる方が多いのですが、人間というものは「経験値が上がれば上がるほどウソが上手につける」ものなのです。子供よりもお年寄りの方が、嘘が上手だと言うことは容易に想像がつくかと思います。言葉の経験値も去ることながら、歳を取るほどに人は心の思いとは違う表情や仕草を変化させる術を学んでいきます。心の中では泣いていても、笑う事が出来るようにもなってきます。そうなると、ウソを見破るのはどん...
ついて行くべき人

ついて行くべき人

昨日の「教わるべき人」に加えて、今日は「ついて行くべき人」とはどんな人なのか?についてお話しさせていただきます。基本的なことはしっかりと身に付けている上に、様々な分野での幅広い知識を教養として身に付けている人は、きっとあなたがついて行っても良い人でしょう。前例の無いトラブルの解決方法を考えつくような人も、あなたに大きな学びを与えてくれる人です。人が思い付かないようなアイデアを生み出すためには、人と同じような情報だけでは足りません。日頃から様々な所にアンテナを立てて、情報と知識を蓄え、自分なりの熟成期間を持って煮詰めて行かないと、新しい...
教わるべき人

教わるべき人

世の中には成功者や優秀な方が大勢いらっしゃいます。しかし本当の意味で「教わるべき人」と言う方は、ほんの一握りのようです。では、その人を見分けるにはどうすれば良いのでしょうか。先ずはその方の話の内容と話し方をじっくりと観察する事から始まります。物腰が柔らかく、話し方が丁寧な人が居れば、その方はあなたが教わるべき人かもしれません。また大局観を持って、広い視野で話をして来る人であれば、その人に教えて貰うことで、あなた自身も大きな視野と知識を得ることも出来ることでしょう。でも、自分流のフィルターを取り払って、素直な気持ちで聞いていないと、なか...