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「人間は『人、物、金』のいずれかに執着し始めると人生が狂い始める」と云われていますが、皆様も思い当たるところがあるのではないでしょうか。特定の人が好きになり過ぎて、ストーカーの様な行為に走ってしまったり、物集めにハマってしまってお金をドンドンと注ぎ込んでしまったり、お金を稼ぐ為なら何でもする様になったりと、思い返してみると、色んなパターンで執着してしまった事がある事でしょう。この執着の恐ろしいところは「本人は、夢中になっているだけで、自分の行為を『執着』とは思っていない。」というところです。本人は至って当たり前の様に、いや寧ろ「自分の...				
					
			
					
											
								 
							
					
															
					
					 執筆者 西村 | 2025年10月03日 | カウンセリング
心で思っていることは、表面に出てこないと思っている人が多いかと思いますが、実際は心で思っている事は、口癖に出ることが多々あります。例えば「でも」とか「いや、いや」とか「そうは言っても」などの否定の言葉から入る人は、人の意見を聞く心持を持っていない人だと言えます。こう言う人のそばに居ると、何故か疲れてしまいます。だから、そう言う人の周りには人が自然といなくなります。逆に「なるほど」「それは面白いな」「いい事聞いた」などと、しっかりと相手の話を聞いている人は、「人は話を聞いて貰いたい動物だ」という事を知っているんですね。だから、こういう人...				
					
			
					
											
								 
							
					
															
					
					 執筆者 西村 | 2025年09月29日 | カウンセリング
「綸言汗の如し(りんげんあせのごとし)」とは、「一度出た汗を引っ込めることが出来ない」ように、「君主や賢人が発した言葉は取り消せないので気を付けなさい」と言う意味です。これは別に、君主や賢人でなくても当てはまる事かと思います。あなたが何気なく言った言葉で、言われた人が一生傷つく事もあります。あなたが深く考えないで発した言葉で、自らの命を絶つ方もいらっしゃいます。マスコミの方達は「言葉を武器」にしていますが、言葉には殺傷能力がある事が分かって仕事をしているのか、疑問に思う時が多々あります。被害者のプライベートを事細かに記載したり、加害者...				
					
			
					
											
								 
							
					
															
					
					 執筆者 西村 | 2025年09月25日 | カウンセリング
人に物事を教えるのには、自分の時間も取られていたにも拘らず、教えたその人たちが、「何も身に付いていない」ことを知った時に、心の底からがっかりしてしまうことがあります。それ故に、永平寺の様な禅寺では、冷暖自知と言って「冷たいのか、暖かいのかは、自分自身で知りなさい!」と突き放して、教えることが多いと聞いています。要は「私の背中を見て覚えろ」と言うことなのでしょうが、教えて貰う側からすると「随分と不親切だな」と思ってしまいます。教育は現代社会や、どんな会社や組織でも重要視されてはいますが、確立された方法は現代でも見つかっていないと言えるの...				
					
			
					
											
								 
							
					
															
					
					 執筆者 西村 | 2025年09月09日 | カウンセリング
多くの若者たちが「私も成功者になりたい」と思って、世界中で一生懸命に働き、努力精進しています。「自分の夢を持って生きて行くことが、成功への近道」と言われ、我武者羅に夢を追いかけている人達もいます。そんな人達に「夢を実現する秘訣があるよ」と言われたら、きっと誰もが飛びつくことでしょう。保有資産ランキングで世界二位のビル・ゲイツだったら、どう答えるでしょう。きっと「世界のスタンダードとなる夢を、先ずは持つことだよ。」と答えるかも知れません。かたやライバルでもあったスティーブ・ジョブズは「自由になることだよ。他人と違った考え方をしなさい。」...				
					
			
					
											
								 
							
					
															
					
					 執筆者 西村 | 2025年09月02日 | カウンセリング
若い人達は、力の限り、能力の限り、フルパワーでもって自分を表現しようとします。「自分を丸ごと認めてほしい。」と言う表れなのかも知れませんが、これは大きな鯛をドーンとまな板に乗せて「はい、どうぞ。食べて下さい!」と言うようなもので、相手は「どうやって食べろと言うのだ。」と言うことで、戸惑ってしまう事もあります。自分自身を丸ごと差し出しても、相手は食べられないだろうと思えば、刺身にしたり、煮付けにしたりするなど、食べやすいように調理していくと言う考え方も必要となります。エネルギーを強く出すことは出来ても、弱くすることが出来ないと、あなたを...