心のセンサー

心のセンサー

情報や知識量が増えてきたことで、現代人は脳で考えることが主流となって来ました。「物事を合理的に考えて行動や結論を出す」これが当たり前の様になり、これが上手に出来る人が「優秀な人」と思われがちです。でも本当に優秀な人は、こうした合理的な脳的思考と同時に「直感力」を使っております。「私、直感の人なんだよねー」と言う方をよく出逢いますが、そう言う方ですら50%は合理的判断の元に、直感と思う決断をしていることが研究結果から分かっています。しかし本当の直感とは、合理的判断から考えるとNGな事が多いのです。誰もが納得できる判断は合理的思考であり、...
自分のものさし

自分のものさし

私を含めて誰でもそうなのですが、人は「自分だけのものさし」で他人を評価します。それが良い時も、役立つ時もありますが、大抵は「色眼鏡」と同じように、その人をまともに観ていない場合が多いようです。例えば伴侶の不貞を疑う時に「妻はきっと不倫をしているはずだ」と疑う夫は、自分も不倫をしている確率が80%を超えると言う統計結果もある位「自分がしているから相手もしている」と考えてしまうそうです。従って自分が「あなたは〇〇してそうだ。」と言う人こそ〇〇している確率が80%以上あると言うことになります。ここに「他人を評価する時に、人は自分を物差しとし...
パスカルの確率論

パスカルの確率論

フランスの数学者、哲学者として有名なパスカルは、「人間は考える葦である」などの多数の名文句や、「パスカルの賭け」などの多数の有名な思弁がある遺稿集『パンセ』の著者として有名です。また「パスカルの三角形」「パスカルの原理」「パスカルの定理」などの発見でも知られています。その中でも、あまり内容が知られていないのが「パスカルの賭け」です。これは「パスカルの確率論」とも呼ばれていますが、端的に要約するとこんな感じです。神やあの世がある確率は五分五分ですが「神はいる」と信じ、その信仰を持って立派な人生を生きていた人が、死後信じていた通り神も存在...
縁起の理法と自助努力

縁起の理法と自助努力

世界中に多くの宗教が存在しておりますが、多くの宗教が「お願い宗教」と言われています。「どうか私の病気を治してください。」「どうか私を貧乏生活から救ってください。」「私の願いを叶えて下さい。」この様な感じで、自分や周りの人達の救済と願いを叶えてあげることで、拡まって行った宗教が多いことも事実です。謂わば「他力信仰」ですが、こうした考え方が行けないわけではなく、宗教は他力の思想がないと成り立たない面もあります。辛くて苦しいこの世の中を生きて行くには、誰かに頼ることは、決して弱者のみの行為ではないからです。しかし仏教は、この他力信仰も含みな...
釈迦の教え

釈迦の教え

お釈迦様は八万法門と言うくらいに、多くの教え(法)を説かれました。その教えの殆どに「反省」が含まれております。「人は間違いを犯すものだ。だからこそ反省と言う道具を仏は与えて下さった。故に反省しないものは魂の成長なく、もはや人間であるとは言えない。なぜなら真の意味で反省できるのは人間だけだからである」こうした教えが示すとおりにお釈迦様は「八正道」(はっしょうどう)を説かれました。「正しく見、正しく思い、正しく語り、正しく仕事をなし、正しい生活をし、正しく精進し、正しく祈り、正しい心もを持つ。」こうした事に対して、自分の行いを顧みて日々反...
何が正しいのか

何が正しいのか

誰もが自分の正しさの基準を持っています。「いや私は、他人を正しいか間違っているかで判断していない」と言う方もいらっしゃるかと思いますが、それでも何かを選び、何かを購入する時には、自分基準を基に購入と言う決断をしていると言えかと思います。しかし、いつも「何が正しいのか?」を考えている人は、何故か他人に対してイライラする人が多いようです。「何が楽しいのか?」を判断基準にしている人は、他人に対しても「この人にとって楽しいことは何かな?」と考えている為、ついつい笑顔になってしまいます。私達は「何が正しいのか?」を求めていながら、心の中では「正...