ついて行くべき人

ついて行くべき人

昨日の「教わるべき人」に加えて、今日は「ついて行くべき人」とはどんな人なのか?についてお話しさせていただきます。基本的なことはしっかりと身に付けている上に、様々な分野での幅広い知識を教養として身に付けている人は、きっとあなたがついて行っても良い人でしょう。前例の無いトラブルの解決方法を考えつくような人も、あなたに大きな学びを与えてくれる人です。人が思い付かないようなアイデアを生み出すためには、人と同じような情報だけでは足りません。日頃から様々な所にアンテナを立てて、情報と知識を蓄え、自分なりの熟成期間を持って煮詰めて行かないと、新しい...
教わるべき人

教わるべき人

世の中には成功者や優秀な方が大勢いらっしゃいます。しかし本当の意味で「教わるべき人」と言う方は、ほんの一握りのようです。では、その人を見分けるにはどうすれば良いのでしょうか。先ずはその方の話の内容と話し方をじっくりと観察する事から始まります。物腰が柔らかく、話し方が丁寧な人が居れば、その方はあなたが教わるべき人かもしれません。また大局観を持って、広い視野で話をして来る人であれば、その人に教えて貰うことで、あなた自身も大きな視野と知識を得ることも出来ることでしょう。でも、自分流のフィルターを取り払って、素直な気持ちで聞いていないと、なか...
信頼

信頼

信用と信頼について調べると大まか次のような感じで書かれています。信用は今までの実績や経験に対して生まれて来るもの。信頼はその人自身の人格に対する評価で生まれて来るもの。言ってみれば「信用は人格に関係なく、信頼は人格に関係する」と言うことなのでしょう。銀行はその経営者の人格よりも、過去の実績などに対して評価をしてお金を貸してくれるけれど、他人はその人の実績や経験もさる事ながら、それ以上にその人の「人となり」を観て信頼していると言うことなのでしょう。そうなると教育段階論的には、まずは信用されるような実績を積むことが必要となるという事でしょ...
気配り

気配り

会社組織の中には様々な方がいらっしゃいます。バリバリ先頭に立って仕事をこなしていく人。気配り、目配りしながら組織の潤滑油的に動いていく人。先輩や上司から指示が来るまで待っている人。ただ指示を待っているだけの人は、やがて組織のお荷物になっていく人達でしょうが、「気配り、心配りが一番大切だ」と思っている人達も、やがては苦しい立場になって行く現状を私は沢山みて来ました。「仕事はあまり出来ないけれど気配りは上手」と言う方は、組織においてとても重要ではありますが、何十年もその立場から成長していないとなると、これはこれでお荷物になってしまう事もあ...
雑務

雑務

「事務仕事は苦手なんで…」と言う方がいらっしゃいますが、会社組織において最初はどうしても雑務的な仕事をどうしてもさせられる事が多いようです。交渉業務、判断業務をやりたいと思っても、一足飛びにはやらせて貰えません。何故なら、仕事の流れやルールが分からなければ、怖くて交渉も判断も任せる訳にはいかないからです。その基礎的勉強のために雑務や事務仕事をこなしていく必要があります。「今は雑務や事務仕事で自分は勉強をさせて貰っているんだ」と思えれば、近い将来自分の望む仕事に回してもらえる日もきっとくる事でしょう。そうした努力を周りの人達は観ていない...
頭がいい

頭がいい

世の中には「この人の記憶力すごいなぁ!」と言うぐらい何でも覚えている方がおります。きっと頭が良いのだろうと思いますが、意外と本人たちは苦労している場合があります。とかく「記憶力の良さ=頭がいい」とされる現代では、勉強が出来る人が頭がいいと言われるようです。でも本当のところ、記憶力が良いだけでは出世は出来ないし、仕事が出来るようにはなりません。それ故に頭が良いと言われて来た彼らからすると、世間的な評価と自分自身に対する自信のギャップに悩んでしまいます。本当に頭のいい人と言うのは「相手の心が推測出来る人」だと私は思っております。その推測の...