好きになること

好きになること

人を好きになることは何歳になっても大切なことだと思います。歳を取ってくると、恋愛の甘酸っぱい想い出さえ忘れてしまいます。心のトキメキを思い出せなくなります。それは同性だろうと異性だろうと、好きになる事に理由は必要ありません。「好きだから好き」で充分です。純粋に人を好きになる事で、心がワクワクするのであれば、それは人生にとっての「オアシス」のような存在であると思います。ただ、だからと言って、オアシスにばっかりに浸っては居られません。オアシスでワクワクを楽しんでばかりでも居られません。旅の途中での時々のオアシスは必要かもしれませんが、そこ...
草食化

草食化

最近の10代男性は「リアルの女性に声が掛けられない。女性と話が出来ない。」と言う傾向の人が多くなって来ているそうです。オジサン達は「ホンマかいな」と驚きそうですが、事実「リアルよりもアニメ女子が好き」と言う若者が、かなりの数いるようです。これを俗に「草食化」とも言うようですが、草食動物であっても繁殖期とかはあるので、微妙な言い回しではありますが。(笑)「恋愛に関してガツガツ行かない」と言う点での表現であれば、言い得て妙ではあると思います。どうせ「草食化男子」と言われるのであれば、思い切って「花」になって仕舞えば良いのではないでしょうか...
手紙

手紙

この話は、あるシングルマザーで頑張っているお母様からお聞きしました。5歳にもう直ぐなる娘さんが「字を教えて!」と毎日のように彼女にせがんできたそうです。「そう言う年頃かな」と思った彼女は、仕事と家事の合間を見つけては娘さんに、ひらがなを教えてあげました。家庭内での字の勉強が暫く続いたある日、保育園の先生から連絡が来ました。「〇〇ちゃんが先程、神様へのお手紙を書いたんですが、いまお読みしてよろしいでしょうか?」何か良くない事でも書いてしまったのか思い「うちの娘は、なんて書いたんですか?」少し戸惑いながらも先生にお聞きしました。先生はゆっ...
子供

子供

子供を持つ親達は皆んな「自分の子供が無性に可愛いのが当たり前」と思っているかも知れませんが、そうでもないと私は思っております。こんなことを言うと「親として最低だな。親の資格もない。」と言われそうですが、現実として自分の子供であっても「可愛い時もあれば憎たらしい時もある」と言うのが本音だと思います。同じように子供達も自分の両親だからと言って、いつもいつも尊敬し頼り愛している訳ではないかと思います。親は子供が必ずしもいつも可愛いわけではないし、子供は親を必ずしもいつも頼りにしているわけでもない。そんな関係でも子供は独立心を持った大人に育ち...
自己認識の変容

自己認識の変容

皆さんは「悟り」と言う言葉を聞いた事があるかと思います。ただ「悟りとはなに?」と訊かれたら中々答えられない事でしょう。「悟り」とは「自己認識の変容」と言い換えれば、まだ少しは分かりやすいかと思います。「それでもよく分からん」と言う方もいらっしゃいますよね、きっと。平たく言うと「これが自分だと思っていた事が、正しい方向に変わっていくこと」だと私は捉えております。つまり、人間として成長していく事とイコールと理解していただければ「なんだ、そんなことか」と思っていただけるのではないでしょうか。従って、その悟りに人それぞれのレベルの違いはあれど...
性愛

性愛

肉体的な事だけで異性を求めた場合、大抵は幻想に終わることが多いようです。その時は、お互いに真剣に愛し合っているように感じていても、時を経るごとに、飽きも来て、歳もとって行きます。それでも一緒に居られるのか?それとも別の異性を探すのか?異性を求めて行く生活では余りにも人間らしくありません。だってそんな暮らしなら動物や昆虫でもやっているのだから。本当に人生にとって大切なことは、何なのか?その答えを探して求めて生きて、例えそれが見つけることが出来ない中でこの世を去ったとしても、そうした生き方の方がよほど人間的な気がします。...