執筆者 西村 | 2024年11月27日 | カウンセリング
「何か物事を学ぶ時に大切なことを上げてください」と問われたならば、私は真っ先に「質問力」をあげると思います。私も師匠について数十年間学んで来ましたが、最初の頃は何を質問して良いのか分からず、師匠に「質問はないか?」と訊かれても「ん〜ありません。」と答えて叱られてました。「質問がないと言うのは、真剣に考えていないからだ。人は物事に集中すればするほど疑問が湧いてくる。例えば、そもそもなぜ学ぼうと思ったのか?から始まり、学べば学ぶほど、実践すればするほど疑問や質問が出でくるようになって来るのが人間だ。」歴史に名を遺す偉人たちは押し並べて質問...
執筆者 西村 | 2024年11月26日 | カウンセリング
「常日頃の習慣化が、事を起こす時には大きな力となる。」というお話は皆様もよく耳にする言葉かと思います。継続は力なりと言う事ですが、なぜ継続は大きな力を発揮することになるのでしょう?「毎日毎日の練習が身体を鍛え、心を鍛えて、能力向上をさせる」それもあるでしょう。確かに日々の努力が知らず知らずに自分自身を鍛え上げて行く事は、とても重要な成功要因の一つです。でも、毎日同じ様に努力精進していても、勝ち負けが出て来てしまうのは、努力の差だけでしょうか。そこには「流れを掴む」センサーの違いがある様に、私には思えてなりません。「この瞬間は大切だから...
執筆者 西村 | 2024年11月23日 | カウンセリング
欧米諸国での子供の教育は、日本における画一された教育と大きく異なると言われています。何処が大きくちがうのか?それは「個性は神様から与えられた、その人が人生を生きる上の武器である」と言う考え方に基づいている点です。例えばイスラエルの学校では、先生が「質問はありませんか?」と聞くと全員が手を挙げます。彼らにとって「他人と同じ」と言うのは屈辱に値するから、他人と違う意見を言おうと必死です。それだけ聞くと「他人は他人」と冷ややかな目で観ている冷たい人達を想像しますが、彼らは長い間多くの民族から差別を受けて来たので、「意見が違うから」と言うだけ...
執筆者 西村 | 2024年11月22日 | カウンセリング
吉本興業と遺伝学者がコラボして、病気と笑いについての実験を行った事は有名なので、ご存知の方も多いかと思います。25名ほどの糖尿病患者の皆様に、前日は食事を摂った後に、糖尿病に関するお医者さんの真面目な講義をしてもらい血糖値の上昇具合を計ります。大抵、糖尿病の方でなくても食事を摂ると上がるのですが、糖尿病患者はその上昇度が顕著です。次の日には前日と同じ食事の後、吉本興業のベテラン漫才師の方にお話しをしてもらい、血糖値を計ったそうです。前日の講義の時には上昇度が血液100mlあたり平均で123mgも上昇していたのに、漫才師の後は77mg程...
執筆者 西村 | 2024年11月14日 | カウンセリング
このお話は私の友人の体験談です。彼は(仮にSさんとしておきます)世界的にも名前が通っている大企業の役職に着いておりました。ある時Sから電話がありました。「数ヶ月前にやった検査で引っ掛かって、再検査したら癌が見つかったんだ。それも結構進行しているようで危ないかも…」と。それからSは一生懸命、自分を救ってくれる医者を世界中で探しました。「もうこうなったら仕事も金も地位も名誉も何もいらない。とにかく治して生きるんだ!」そんな事を私に言いながら必死に探した結果、米国で手術を受けることになり、無事成功しました。今では仕事に復帰して現役でバリバリ...
執筆者 西村 | 2024年11月12日 | カウンセリング
このコラムを良く読んでくださっている方には「何を今更」と感じてしまうかも知れませんが「思い」と「想い」と「念い」は、その強さの濃度が異なります。今回は「想いと病気の関係」についてお話ししようと思いますが、ここでは中段階の「想い」という字を使いました。本当は「念い」の方に近いかも知れないですが…波動医学では「怒り」の感情が強くなると肝臓が悪くなり、「悲しみ」が余りに強いと白血病やクモ膜下出血に成りやすいと言われてます。また普段からのイライラは神経系等にダメージを与え、頭痛や肩凝りの原因になるとされています。歯科医の村津和正医師は「歯も臓...