執筆者 西村 | 2023年12月01日 | カウンセリング, 雑記帳
不修多羅(ふしだら)と読みますが、若い人ですと聞きなれない言葉かと思います。意味としては「品行方正でないさま。」言い換えてみれば「だらしがない。ケジメがない。ルールが守れない。」と言ったところでしょうか。ですので余り良い言葉では使われませんので、陰で「あの人ふしだらだね」と言われたら人間として低評価されたと言っても良いでしょう。しかしながら現代では「ふしだらな人」が増えているのも事実です。それは男女の関係ばかりでなく、会社とかの組織内においても言える事ではないでしょうか。あちこちにオベッカを使いゴマをする人。言っている事とやっている事...
執筆者 西村 | 2023年11月30日 | カウンセリング, 雑記帳
冥冥之志(めいめいのこころざし)「他人に知られる事なく、ただ黙々と努力精進して行く」最近ではSNSが当たり前のようになり「私はこんな努力をしています。だからこんな良い結果が出ました。」的な事柄が当たり前のように、誰でも表に出せるようになりました。しかし昔から「鳴物人は遠くへは行けない」と言う言葉があるように「こんな凄いことを僕はやってます。」「私はこんなに凄いのよ。」と自慢する人達は、心の底から求める夢は掴めないようです。何故なら夢の途中で、周りの人たちから多くの嫉妬心を受けて潰されてしまうからです。本当の夢、本当に成し遂げたい志があ...
執筆者 西村 | 2023年11月28日 | 雑記帳
歳を重ねると性欲も睡眠欲もだんだんと少なくなって来ますが、食欲だけは旺盛と言う人達を見かけます。こうした人達は概して健康な人が多いようです。もちろん暴飲暴食であっては不健康そのものとなってしまいますが、ちゃんと身体を動かして、腹八分で季節を感じる旬の食べ物を美味しくいただく。こうした心掛けで生きている方々は、概して皆んな幸せそうです。食欲も他の欲と同じように、しっかりと自制する事が出来れば「生きているという実感」を伴い、幸福感が増すことでしょう。何よりも、食べ物の命に対する感謝もうまれ、生きていること自体に幸せを感じることになりますね...
執筆者 西村 | 2023年11月24日 | 自分史, 雑記帳
最近は趣味に時間を費やす人が多くなってきたので、その熟練度もプロ並みに上がってきていると言われます。我が家の娘もイラストを趣味としてますが、色々な所で賞をいただいたり、企業のマスコットイラストを依頼されたりしているので、「プロになればいいじゃん」と言われるけれど「あくまで趣味」と本業にする事を拒んでいます。笑こうしたオタクとプロの違いは、世間的な「信頼感」の違いにあるように思います。娘のようなオタクに仕事を頼むとしても、頼む側もそんなに信頼はしていないし「この程度で良いかな」と期待もしていないことでしょう。しかしプロに頼むとなると、期...
執筆者 西村 | 2023年11月21日 | 雑記帳
皆んな誰しも自分が正しいと思って、自分の気持ちを言葉にして口から出しています。でも、その正しさは「絶対の正義」ですか?あなたが絶対に間違っていないと言いきれますか?そんな気持ちを心の片隅に置きながら、相手に対して「正しいこと」を言う時には、どこか謙虚に控え目な言い方になるはずです。そうすると相手も、あなたの「正しさ」を受け入れ易くなります。「正しさ」を相手に伝えることは、とても難しいことです。お互いに「正しさ」を主張し合えば戦争にまで発展してしまう事もありますから。でも「正しさ」を追い求めているから、他人からの忠告を受け入れて、自らも...
執筆者 西村 | 2023年11月20日 | 雑記帳
現代では「頭の良い人」=「情報をたくさん持っている人」となっているようですが、これがAiの進化で覆ろうとしています。情報は知識へと進化していく事で人の役に立つ道具となっていきます。情報だけでは世の中にプラスを生み出せません。世の中を良くして行くためには、情報が知識としての生産性を持たなければなりません。Aiはその最たるものでしょう。しかし知識は生産性はあるかもしれませんが心の部分、いわゆる「精神性」が欠けています。人間を機械のように扱うにはAiで充分でしょうが、人間をより人間らしく成長させて行くには、どうしても智慧が必要となります。熟...