執筆者 西村 | 2023年09月29日 | 雑記帳
「他人のお役に立ちたい」と心底から思っている人が、世間の草木の中で埋もれることはないと私は思っています。お役に立ちたいと言う純粋な願いは、その想いが純粋であればあるほど他人を魅力していきます。他人に感化を与えていきます。従って、純粋な想いを持っているその人の声が、どんなに小さくて、中々世間に拡がっていかなくても、見ている人、聞いている人は必ず増えていく筈です。その拡がりは事業計画のようにはうまく行かないかも知れませんが、それで諦めてしまったら、その声は届くべき人に届かなくなってしまいます。だから「命ある限り、声を届けて行かなければ、自...
執筆者 西村 | 2023年09月25日 | 雑記帳
天泣(てんきゅう)と読みますが、晴れているのに雨が降ってくる様子を「まるで天が泣いているよう」と表現した言葉です。転じて「笑顔なのに心が泣いている」そんな様を表す時に使います。「狐の嫁入り」と言う表現もありますが、天泣の方が情緒がありますね。「心は哀しくて堪らないのに笑顔でいなければ…」そう思って気丈に振る舞っている姿がこの言葉からは想像できて、何だかこちらが泣いてしまいます。...
執筆者 西村 | 2023年09月24日 | 雑記帳
「はんなり」・・・今の人はあまり聞いた事がない言葉かも知れません。「おしとやかで、落ち着いた華やかさ」「上品な上に明るさがあるさま」語源は「花なり」「花あり」から来ています。私の勝手なイメージでは、京都の着物美人、日本舞踊…を思いつきますが、別に女性に限ったことではなく、物や雰囲気にも使ったりもします。はんなりした人物も良いですが、はんなりした人生を私は送りたい…そう思うこの頃です。...
執筆者 西村 | 2023年09月23日 | 自分史, 雑記帳
「醜いものが美しく見え、美しいものが醜く見えている間は、まだまだあなたは青春の何処かを彷徨っている」そんな詩がありましたが、情けない事に夜の街に繰り出せば、還暦になった私にさえ見えなくなってしまいます。(笑)心を隠す事が上手な人に掛かれば、大抵の人は簡単に騙されてしまいます。だからこそ、心素直に正直に生きている人の周りには、人が集まってくるのでしょう。何故なら「騙されないと分かっている」から、その人といると安心して、気持ちが楽になるから一緒にいたくなります。出来れば人生の早い段階で、審美眼を鍛えておけたのならば、その後訪れるであろう多...
執筆者 西村 | 2023年09月22日 | カウンセリング, 雑記帳
肉体的な事だけで異性を求めた場合、大抵は幻想に終わることが多いようです。その時は、お互いに真剣に愛し合っているように感じていても、時を経るごとに、飽きも来て、歳もとって行きます。それでも一緒に居られるのか?それとも別の異性を探すのか?異性を求めて行く生活では余りにも人間らしくありません。だってそんな暮らしなら動物や昆虫でもやっているのだから。本当に人生にとって大切なことは、何なのか?その答えを探して求めて生きて、例えそれが見つけることが出来ない中でこの世を去ったとしても、そうした生き方の方がよほど人間的な気がします。...
執筆者 西村 | 2023年09月17日 | 雑記帳
世の中には本当に素晴らしい才能をお持ちの方が沢山いらっしゃいます。誰しもが何らかの長所を持って生きています。その長所は、ご自分の努力の賜物も勿論あるでしょうが、多くは神様からのギフトであることが大半です。直感力、ずば抜けた記憶力、手先の器用さ、芸術的才能、音楽センス、経営能力、人的掌握力…あげればキリがありませんが、皆んなが一つだったり、複数の才能を持っていたりして、この世の中を住みやすい世界にしようと、その才能に磨きをかけてくれています。しかし、そうした素晴らしい才能も、人々からの称賛を求めるためだけに使われると、その色合いが急にく...