鈍感力

鈍感力

鈍感力は若いうちは「そんなの必要あるか」と言う感じですが、段々と歳を取ってくると、その重要性が身に染みて分かって来ます。会社が大きくなればなるほど、色々と失敗が出て来ます。そうなると周りの人達は、情け容赦なく攻撃してきます。こういう時に「もつか、もたないか」が胆力の問題になってきます。正直いって、社長が全ての製品や商品に責任を持てるわけがありません。「何処でどんな風に作っているのか」「どこでどんなミスがあったのか」など分かるはずもないけれど、それで「亡くなった人が出た」「病気や事故が起きた」となれば、黙って辞めるのはトップの仕事である...
瞬間湯沸かし器

瞬間湯沸かし器

機械の瞬間湯沸かし器は、寒い冬に暖かい水やお風呂に欠かせない、とても大切な設備ですが、人間のことになると全く要らない人になってしまいます。笑「あの人は短気で、まるで瞬間湯沸かし器のような人だね」と言われたら、まず出世は望めないと言われています。何故なら、そんな短気な人をリーダーには出来ないからです。いちいち部下のミスを、大人気なく怒るような上司の元では、人が育たないからです。ですから「瞬間湯沸かし器みたい」と言われるのと「人望がない」と言うのは、わりに近いところにあるのです。何か欠点を指摘されたり、自分の思い通りにならないと直ぐ怒る人...
1,000回目の投稿

1,000回目の投稿

2022年7月26日午後5時から開始しました、毎日書き綴ってきた本ブログも、今回で1,000回目の投稿となります。描き始めた頃は、ちょうど会社を設立したばかりで、右往左往していた時期でもありました。自分が勇気を出して踏み込んだ一歩でしたが、それによって失う事もありましたし、得たものも沢山ありました。何より拙い文章なのに、こうして読んでくださる皆様がいらっしゃることが、大きな支えと喜びになったことは間違いありません。心から感謝しております。このブログは最初、「会社の宣伝になれば良いな」くらいで書き始めましたが、途中から「せっかく読んでく...
求不得苦

求不得苦

「どんなに求めても得られない苦しみ」のことを「求不得苦(ぐうふとっく)」と言います。天皇であろうが、国王であろうが、大統領であろうが、一文無しであろうが、誰であっても、どんな人にでも当てはまります。子供の時に「あれが欲しい、これが欲しい」と言っても、全てを与えられることが無かったように、大人になって立場が上がれば上がるほど、世間の目に晒されて「批判や攻撃」から身を守るために、「したくても出来ないこと」が増えてきます。成功したらしたで、必ずその代償は払うことにもなります。スポットライトが当たれば影ができます。その影の部分を他の人が攻めて...
90%は運

90%は運

松下幸之助さんは、東大での講演会で、ある東大生の「どうしてあなたみたいな、小学校四年生で中退したぐらいの人が、こんなに大きな世界的な規模の会社を作れたんですか?」と言う質問に対して、「そりゃあ、運ですわ。もう90%は運です。」と答えたそうです。東大生の反応は「ええー。運かよ。そりゃねえだろう。」という感じで、もう少しテクニカルな話が聞けるのかと思ってガッカリしたという話を聞いたことがあります。経営の神様とまで言われた松下幸之助さんが「私の努力は10%もあれば良いほう。90%は運です。」と言ったのだから、さぞかしビックリしたことでしょう...
エリート主義

エリート主義

「一流大学を出ました。一流会社に勤めています」と言う、他の人より優れた人であるならば、より多くの責任や、多くの人たちのリスクを引き受けて行くだけの根性も努力も必要だと、私は思います。また、自分が物事を良く知っているのならば、それを分かりやすく人に教えてあげる努力もすべきだと思います。しかし実際には「よく勉強した人の言っていること」が分からないことが、多いのも事実です。特に大学の学者とか、エリート会社員や何処かの官僚だとか言う人たちの中には、「自分は賢いから、分からない学生の方がバカなのだ」とか「分からない一般庶民の方がバカだ」とか、思...