傷ついた愛

傷ついた愛

あなたは自分の心がズタズタになるまで他人を愛したことがありますか?そんな質問をされたら私はきっと号泣してしまうと思います。w何故なら10代の思い出は、殆んどが失恋の記憶しかないから。(...
自我

自我

仏教ではよく「無我」と言う言葉が出て来ます。お坊さんの中には「無我とは心がないこと。即ち魂がない事なのだから、釈迦は無魂説を説いた」と言う人もいます。私は、明らかに仏教の解釈違いをしていると思いますが、こうした考え方を持っている宗教者は多い様です。しかし、お釈迦様は「自分が中心、自分だけが可愛いと言う自我を無くしなさい。その無我の境地に至った時に、あなたの今世生まれて来た使命や天命が分かります。」と仰っているように思うのです。...
愛の原点

愛の原点

「私は他人を愛したことが無いんです」と言う方が増えている様な気がします。そう言う人の悩みは大体決まっています。「皆んな私の事を分かってくれないんです。私こんなに頑張っているのに、誰も私に大切にしてくれない。どうしたら満たされるんでしょうか?」こう言う方は「愛を貰うこと」ばかり考えていて、他人に愛を与えることはあまり考えません。でも私自身も過去そうであったので、そうした方を責めることは出来ません。「愛は与えるもの」である事を教えてもらったことがなかったから仕方ありません。まさに「情けは人の為ならず」愛すれば、その愛が自分にいつかは帰って...
嫉妬

嫉妬

妬み、恨みなどと同じように嫉妬は他人に対する負の感情の一つと捉えられます。しかし松下幸之助翁は、かつて「嫉妬もきつね色くらいならば良い。焦がすような嫉妬はあかん」と仰ってました。嫉妬の対象は「自分もあの人のようになりたい。」と言う願望から生まれて来ているということなので、少しの憧れは良いけれど、「その人を引きずり下ろしてしまおう」と言う気持ちまで湧いてくるようならば、危険信号という事でしょう。嫉妬して身を焦がすくらいならば、祝福した方が自分のその人に対する憧れの気持ちも、きっと昇華でき、その人に近づいていける事でしょう。...
私

「私」と言う感じは、第二次世界大戦後、GHQの指導により、漢字が変えられた事をご存知でしょうか?もともとそれまでは「和多志」と書いていたそうです。「多くの志を和を以て繋ぐ」それが本来「わたし」であったようです。自分の命よりも家族や周りの人達、日本国民の生命を尊ぶ思想を、アメリカ人は恐れたのだと言います。その為、そうした利他の精神を無くそうと色々な策を使って日本人の精神的な骨抜きを行ったようです。お陰様で、今の日本人はすっかりと3S政策(スクリーン、スポーツ、セックス)にハマってしまいました。ここから抜け出すには、わたし達が戦前の「佳き...
裸の自分

裸の自分

サラリーマン時代には分からないことがあります。「肩書きや会社看板が無くなった時に、自分は一体何者なのだろうか?」「一人の人間として、自分はどんな存在なのだろう?」私は一生懸命に、会社の為、自分の為、家族の為と言って、ガムシャラに働いても、心の中にポッカリと穴が空いていました。その穴はお金や名誉では埋まりませんでした。また誰かが埋めてもくれませんでした。自分で探して埋めるしか方法がありません。「埋めなくてもイイじゃん!」と言う人がいるけれど、穴が空いていると寒くて寂しくて堪りません。「何かが欲しい」訳ではなくて、自分が生きている価値が欲...