マリー・アントワネット

マリー・アントワネット

マリー・アントワネットは大きなハプスブルク家からルイ16世のもとへ嫁ぎました。しかし、生活レベルを下げたくないのでワガママし放題。民衆の心も最初は歓迎ムードでしたが、段々と嫌気がさしてきました。そしてフランス革命が起き、結局、最期はギロチン台へ…やはり上に立つものは「人心が離れる」と言う事に対して敏感で、かつ警戒しなければなりません。リーダーたるもの「多くの人の心を分かってくれる指導者を、皆んなは求めているのだ」という事が分からないといけないようです。...
平等と公平

平等と公平

日本は民主主義だと言いながらも「みんな同じならば良い」「誰かが抜きん出るのではなく、結果平等であれば良い」と言う考えがどうも有るようです。ですので、運動会でも順位をつけるのは差別だとか、皆んなが100点が取れないテストの方が間違っているとか、言いたがるのでしょう。しかし同じ民主主義国家であるアメリカは少し違っています。「人間は同じように神様が創られた神の子であるから平等だ。けれども、努力によって良い学校にも入れるし、お金持ちにもなれる。個々の精進によってアメリカンドリームを追い求めるが可能だ」と多くのアメリカ人は考えています。ですので...
三福

三福

「さんぷく」と読みますが、仏教の言葉です。幸田露伴が使い有名になりました。「惜福(せきふく)」例えば、思ってもいない出世をして、本来ならば自慢するところを、益々物腰が柔らかくなって周りに優しくなって行く…そう言う人柄だからまた出世して行く…「福を惜しんで慢心しない」そんな感じです。「分福(ぶんぷく)」偉くなっても驕り高ぶらず、周りの人の事を気遣い、福を施していく人は、嫉妬もされにくく、恨まれことも少ないでしょう。「植福(しょくふく)」将来の為に、今は果報(結果)が得られなくても、家族のため、会社のために、投資するように、植林をする様に...
武士道とは死ぬことと見つけたり

武士道とは死ぬことと見つけたり

これは山本常朝が書いた「葉隠」の中にある言葉ですが、ここには「勝っても負けても恨みっこなしよ」という思いもあるのではないかと私は思っております。真剣で斬り合う以上、不具になったり、命を落としたりする事は覚悟の上で、それでも相手を恨まずに、たとえ命を奪われたとしても、恨むことなく成仏する為に、武士道精神が必要ではなかったのではないでしょうか。負けてしまった方が恨みを持っていたら、勝った方は呪われて、それこそたまったものではありません。切腹においても「我、何人も恨まず」と言う思いで、自害した武士は多かったのではないかと推測します。その潔さ...
母のウソ

母のウソ

エジソンが8歳の頃、学校の先生からエジソンの母親に手紙が届きました。その手紙を見た母親は涙を流しました。エジソンはお母さんに、何が書いてあるのかを聞いたところ、「エジソン、あなたはとても頭が良い子なので、私達の学校では教える事が出来る教師がおりません。ですのでお母さんが息子さんの先生になってあげて下さい。」と書かれていたとエジソンに伝えました。それからのエジソンは、一生懸命に母親と共に図書館で勉強しました。そして偉大なる発明家となりました。時が経ち、母の死後、エジソンが母の遺品を整理していると、あの時の先生からの手紙が出てきました。そ...
輝いている人

輝いている人

世の中には地位も名誉も財産も無いのに、輝いて見える人がいますよね。テレビでも紹介されましたが「面白い動きをしてドライバーを楽しませながら、安全に誘導する警備員さん」をご存知でしょうか?彼の生い立ちを聞くと、その笑顔からは想像もつかないほど壮絶な人生を歩んでおりました。それでも彼は「与えられた仕事の中で、どれだけの人を幸せに出来るかが勝負だと思って生きてます!」と屈託なく笑い、インタビューに答えてました。彼は笑顔とひょうきんな動きで、多くの人に幸せを振り撒き、皆んなの心を輝かせていました。輝いている人は、他人を輝かせて、幸せな気持ちにさ...