執筆者 西村 | 2022年12月10日 | 雑記帳
この話はある国で良く語られる例え話です。ある山あいに二人の息子と暮らす未亡人が住んでいました。彼女の長男は、傘を作って売っていたので、彼女は毎朝起きると、雨が降ることを祈り空を見つめてました。晴れそうだと「傘が売れなくて長男がかわいそう。一生懸命に傘を作っていたのに…」また雨が降ると「次男の団扇が売れなくなってしまう。せっかく一生懸命に団扇を作っていたのに…」彼女は毎日、空を見上げては、ため息をついていました。ある時、近所の女性に「あなた何でそんなに悩んでいるの?雨なら傘が売れるし、晴れなら団扇が売れるからいいじゃない。どちらにしても...
執筆者 西村 | 2022年12月09日 | 雑記帳
今やひと頃のような経済成長は見込めなくなっています。政治家も学者も何をすれば経済が成長するのか分からないと言う混沌状態です。物価は上がり、賃金は増えない。だから消費を控え自給自足の生活を考え始める。消費が減るから、会社が行き詰まり賃金が出せない。こうした悪循環が始まっていますが、こうした時こそ「自分と自分の生活を見直してみる良い機会が来た」と、喜ぶべきだと私は思います。お金があると使う方に意識が向き「あれを買いたい」「これがしたい」「どこそこに行きたい」と外の方に欲が向きますが、お金が無くなると「そもそも何の為に生きているのか」「私は...
執筆者 西村 | 2022年12月08日 | 雑記帳
ロバート・シュラーはその著作「いかにして自分の夢を実現するか」の中で、ある精神科医の話を引用しております。「私たちは来る日も来る日も大勢の患者を診察していますが、特別な治療をした訳でもないのに、灰色にたるんでいた患者の皮膚が突然ピンク色に染まり、眠ったような目に光が戻る事がえります。その奇跡をもたらすのは『希望』です。希望こそ、何にも勝る薬です。患者の何処から、どうやって希望が生まれたかは分かりませんが、私たち医者の力ではないことはたしかです。自分が希望が見出せれば、その患者の病気は既に治っています。」その人にとっての「希望」は最良の...
執筆者 西村 | 2022年12月07日 | 雑記帳
「虎の威を借る狐」「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」など数百年も語り継がれて来た子供向けの処世訓ですが、これを忘れてしまった大人が実に多いようです。「地位や権力のある人をバックにして無理難題を迫ってくる上司やお客」「昔は優秀だと自慢しながら、今は全く努力せず、自分より能力が下だと思っていた人達に追い越される元官僚やエリート社員」「その日が楽しければいいじゃないかと、後先構わずお金を使い、不況になった時に困り果てる社長たち」あなたの周りにもこうした子供向けの処世訓を忘れてしまった大人達が必ず居るはずです。子供たちもそうした大人たちの言...
執筆者 西村 | 2022年12月06日 | 雑記帳
昨年の統計でははっきりと分かっているに人数だけで自殺者数は全国で20,000人を超えております。交通事故者数の10倍近くです。恐らく捜索中の方や未発見の方もいらっしゃるでしょうから、実際には30,000人位ではないかと言う専門家もいるようです。「自殺する自由だってあるから、屋上から飛び降りようが、電車に飛び込もうが、自分の勝手だろう。こんな出来の悪い人間が一人でも居なくなった方が、世の中の為になるだろう!」そんな思いで自殺を考えている人も居るかも知れません。でも「悲しむのはあなた一人ではないでしょう。あなたの友達や先生、ご両親や兄弟、...
執筆者 西村 | 2022年12月05日 | 自分史, 雑記帳
「足下を見ながらコツコツと努力する習慣」「時折自分を振り返って反省する習慣」「自分が他人にしてあげたことや自分があげた成果などは小さく見て、他の人がしてくれたことや他の人ごあげた成果は褒めてあげるような気持ち」を持っていることが、これからの時代は大切なのだとつくづく思うような歳に私もなりました。...