黄金期に執着する人

黄金期に執着する人

世の中を見るにつけ、また居酒屋で飲んでいるとよく耳にするのが、上司月部下に自慢話をしている姿です。部下の方も最初のうちは「はいはい」と聞いていますが、同じ話をいつもいつも自慢されると腹も立ってきます。私もサラリーマン時代は、そうした上司の自慢話に付き合わされる事が多かったのでよく分かりますが、そう言う上司ほど仕事が出来ない方が多かった気がします。確かにその上司が輝いた時代はあったかも知れませんが、もう時は流れその成功体験も古臭くなっている事が多いものです。それでも、それに固執している為に、取り残されている事が分からない人達が多いのかも...
簡単に出来上がらない

簡単に出来上がらない

仕事柄、多くの経営者の方々とお話をしてきましたが、人徳者でもあり、成功者と言われる方々は須く皆んな「簡単に出来上がらない精神」を持っていらっしゃいます。ご自分のアイディアで社業が発展しても「たまたま運が良かったから」とか「助けてくれる人がいたから」とか仰って決して自慢しません。ところが、一時は大発展した経営者の方でも「私の技術力のたまもの」とか「私が一生懸命営業したから」などと自慢する方は、落ち込むのも早いような気がします。あれよあれよと坂道を下るように、あっという間に転げ落ちて行きます。「天狗の高転び」とはよく言ったものです。自分自...
嫉妬する代わりに祝福せよ!

嫉妬する代わりに祝福せよ!

この言葉は私がまだ20代の頃にメンターから言われた言葉です。その頃の私は他人との比較ばかりを考えてました。「彼は自分より女の子にモテる」「なぜあの人は自分よりも良い成績が取れるのだろう」「上司から褒められるのは、いつもあいつ」等、あげればキリがありませんが、こう言う気持ちの時は心の中が「ザワザワ」していて、自分が自分で嫌になってました。だから尚更、自分よりも優秀な人を見ると余計にイライラすると言う悪循環でした。しかし、メンターから「嫉妬の代わりに祝福しなさい」と言われ、表面上だけでも「おまえ、すごいなぁ!頑張ったなぁ」と言うように顔が...
釣鐘理論

釣鐘理論

これは私の尊敬する渡部昇一先生が仰っておられた理論です。「どんなに小さな力であっても、釣鐘を少しずつでも押していれば、やがては大きく揺れて音が鳴るほどの振幅になる」つまりは「たとえ小さな言動であっても、やり続ければ世の中に大きな影響を及ぼす事になる」と言うことだと思います。今はまだまだ生前葬の大切さ、生きているうちに感謝を伝える大切さが拡がっていませんが、少しずつでも理解し、行動してくださる方が増えて行ってくれる事願って、今日も私は釣鐘を押していきます!...
見えない力が創っている

見えない力が創っている

この世の中を創り、支えている力は、形のない、見えないモノだと私は思っています。例えば愛、例えば善、例えば真。優しさ、誠実さ、慈悲、智慧、勇気、希望、信頼、誇り、神仏…キリがないほど、大切なものほど形に表せられないものばかりです。でも、そうした大切なもののお陰で、私たちはこうして頑張って生きて行けるのだと思っております。...
恐妻家とは

恐妻家とは

世の中に恐妻家と言われる男性がどれだけ居られるか?数えた人はいないだろうが、もしかしたら結婚している男性の内、6〜7割はそうかもしれないと、いろんな人を観察していて思います。だって多くの人は家に帰り、妻の様子を伺い「今日、サイか?」と妻に角が出てないかビクビクしながら帰るからです。...