自分のやり方

自分のやり方

私のように歳をとってくると「自分のやり方」が固まってきて、なかなか融通が効かなくなってくるようです。自分のやり方にこだわるのは「自己満足のためなのか」「他人の智慧を拒否しているだけなのか」を、しっかりと自分自身で見極める事が大事であることを学びました。時代は絶えず進化しているのに、自分だけが進化せずに、今のままで止まっていては化石化してしまいます。周りの人達の智慧を借りなければ、独りよがりの自己満足でしか無いことも、辛い目にあって漸く理解できました。だからこそ自分のやり方にこだわる時には、「自己満足か?他人を拒否しているだけか?」と言...
子供

子供

自分の息子や娘のことは客観的に見れないのが親なので、他人からの自分の子供に諫言には耳を傾けなければなりません。しかしながら、なかなか他人からの指摘にも、自分の子供の事になると素直に聞くことが出来ないのも親です。ましてやその親が社会的な地位が高くなるほど、周りの人は例え愚息や愚娘であっても諫言をしてくれなくなるものです。忠告を受けたからと言っても子供であっても人格は別なので、全て自分の思い通りに言動を抑えることも、教育することも出来ません。だからと言って「他人に厳しく、自分には寛容」になってしまったバカ息子、ドラ娘を放っておく事は出来ま...
オタクとプロ

オタクとプロ

最近は趣味に時間を費やす人が多くなってきたので、その熟練度もプロ並みに上がってきていると言われます。我が家の娘もイラストを趣味としてますが、色々な所で賞をいただいたり、企業のマスコットイラストを依頼されたりしているので、「プロになればいいじゃん」と言われるけれど「あくまで趣味」と本業にする事を拒んでいます。笑こうしたオタクとプロの違いは、世間的な「信頼感」の違いにあるように思います。娘のようなオタクに仕事を頼むとしても、頼む側もそんなに信頼はしていないし「この程度で良いかな」と期待もしていないことでしょう。しかしプロに頼むとなると、期...
公明正大

公明正大

他人に対して影響力を持つようなリーダーや指導者になった場合、大切なことは何かと問われたならば「公明正大」や「公平無私」と私は答えます。自分の好き嫌いで、人を重用したり貶めたりするようならば、もはやリーダー自身が害悪に成り下がってしまい、むしろその地位にそのリーダーが存在しない方が、組織自身が活性化すると言う現象を嫌と言うほど観てきました。皆さまも何処かで、そうしたリーダーや指導者との接点があったのではないでしょうか。逆に言うと、他人に対する公平無私の評価が出来るだけでも、その方がどんなに経験値が浅く若くても、リーダーの素質があると言え...
信念がない人

信念がない人

信念がない人は、自動的に自己保身してしまう。信念がない人は、いつも逃げ場を探してしまう。信念がない人は、裏表がある。信念がない人は、恥をかきたくないと逃げ回る。私自身も上記のことに思い当たってしまう事がありますが、「私の事かな?」と思えれば、まだ救いがあるそうそうです。何故なら自分を客観視出来る目を持っているから。本当に信念がなくて、クラゲのような人生を送っている人は、自分自身が自己保身に走っていることも、いつも逃げ場を探して彷徨っていることも、裏表もなく正直に生きていると言っているのに、恥をかかないように苦手なことからは全て逃げてい...
直感力

直感力

データや統計重視で物事を判断していると、どうしても直感力が衰えてきます。また自分では直感だと思っている事が、本当は単なる直観力である事に気付かなくなってきます。本当の直感力は、人を幸せにする方向を指し示します。本当の直感力が、自分と周りの人達を不幸にさせる方向を教えることはあり得ません。もし自分の事だけ若しくは周りの幸せを搾取するような形での直感は、単なる「悪魔のささやき」であり、あなた本来のインスピレーションではありません。ここのところを勘違いしている方が多いので、私は「占い道場」を通して占いではなく「直感力を育てる方法」をお教えし...