執筆者 西村 | 2023年12月12日 | 自分史
七転八起「七転び八起き」と言う言葉は今ではあまり使われていないので、若い方は知らないかも知れません。「7回転んでも8回立ち上がる」という意味ですが、7回転んだら7回しか立ち上がれない筈ですが「8回立ち上がれ」と言っています。これは「転んだら以上に立ち上がれ」と言う事を伝えたいのだと、理解して行けば良いでしょう。人生を70年80年と思えば、だいたい10年に一度くらいの割合で人生の躓きがあると言う事でしょう。10歳前後で最初の試練が訪れ、20歳前後で進学、就職、恋愛で苦しみ、30歳前後で結婚の事で悩み、40歳前後で体力の衰え、将来に対する...
執筆者 西村 | 2023年12月05日 | 自分史, 雑記帳
私のように歳をとってくると「自分のやり方」が固まってきて、なかなか融通が効かなくなってくるようです。自分のやり方にこだわるのは「自己満足のためなのか」「他人の智慧を拒否しているだけなのか」を、しっかりと自分自身で見極める事が大事であることを学びました。時代は絶えず進化しているのに、自分だけが進化せずに、今のままで止まっていては化石化してしまいます。周りの人達の智慧を借りなければ、独りよがりの自己満足でしか無いことも、辛い目にあって漸く理解できました。だからこそ自分のやり方にこだわる時には、「自己満足か?他人を拒否しているだけか?」と言...
執筆者 西村 | 2023年11月27日 | カウンセリング, 自分史
自分の息子や娘のことは客観的に見れないのが親なので、他人からの自分の子供に諫言には耳を傾けなければなりません。しかしながら、なかなか他人からの指摘にも、自分の子供の事になると素直に聞くことが出来ないのも親です。ましてやその親が社会的な地位が高くなるほど、周りの人は例え愚息や愚娘であっても諫言をしてくれなくなるものです。忠告を受けたからと言っても子供であっても人格は別なので、全て自分の思い通りに言動を抑えることも、教育することも出来ません。だからと言って「他人に厳しく、自分には寛容」になってしまったバカ息子、ドラ娘を放っておく事は出来ま...
執筆者 西村 | 2023年11月24日 | 自分史, 雑記帳
最近は趣味に時間を費やす人が多くなってきたので、その熟練度もプロ並みに上がってきていると言われます。我が家の娘もイラストを趣味としてますが、色々な所で賞をいただいたり、企業のマスコットイラストを依頼されたりしているので、「プロになればいいじゃん」と言われるけれど「あくまで趣味」と本業にする事を拒んでいます。笑こうしたオタクとプロの違いは、世間的な「信頼感」の違いにあるように思います。娘のようなオタクに仕事を頼むとしても、頼む側もそんなに信頼はしていないし「この程度で良いかな」と期待もしていないことでしょう。しかしプロに頼むとなると、期...
執筆者 西村 | 2023年11月17日 | カウンセリング, 自分史
他人に対して影響力を持つようなリーダーや指導者になった場合、大切なことは何かと問われたならば「公明正大」や「公平無私」と私は答えます。自分の好き嫌いで、人を重用したり貶めたりするようならば、もはやリーダー自身が害悪に成り下がってしまい、むしろその地位にそのリーダーが存在しない方が、組織自身が活性化すると言う現象を嫌と言うほど観てきました。皆さまも何処かで、そうしたリーダーや指導者との接点があったのではないでしょうか。逆に言うと、他人に対する公平無私の評価が出来るだけでも、その方がどんなに経験値が浅く若くても、リーダーの素質があると言え...
執筆者 西村 | 2023年11月15日 | カウンセリング, 自分史
信念がない人は、自動的に自己保身してしまう。信念がない人は、いつも逃げ場を探してしまう。信念がない人は、裏表がある。信念がない人は、恥をかきたくないと逃げ回る。私自身も上記のことに思い当たってしまう事がありますが、「私の事かな?」と思えれば、まだ救いがあるそうそうです。何故なら自分を客観視出来る目を持っているから。本当に信念がなくて、クラゲのような人生を送っている人は、自分自身が自己保身に走っていることも、いつも逃げ場を探して彷徨っていることも、裏表もなく正直に生きていると言っているのに、恥をかかないように苦手なことからは全て逃げてい...