小恍惚感

小恍惚感

歴史的に名を残した偉人たちの多くが、この「小恍惚感」を味わっているようです。例えばイエスキリスト様、お釈迦様、孔子様、ソクラテス様の4大聖人はもとより、坂本龍馬、西郷隆盛などの志士たちもピーク・イクスピリアンス(小恍惚感)を体験していたようです。この小恍惚感は悟りとはまた違う感覚のようで、「幸福感」「安らぎ感」とかに近いかもしれません。何の気なしに夕日を見つめていた時に自然と一体となった感じがして「なんて心地が良いのだろう。このままでいたい・・・」そんな気持ちになったことがありませんか?その感覚は時と場所を選ばないようです。私は60才...
他人に頼る

他人に頼る

「何でも自分で何とかやってやる」そう思う気持ちは、克己心や自助努力の精神を養う上でとても大切な事ですが、行き過ぎると「利己心」に繋がっていきます。「自分が、自分が」の世界は自我の世界と結びつき、周りから孤立させられるだけでなく、仕事自身も進まなくなります。何でもかんでも他人に頼るのは良くないけれど、本当に困った時には「助けて下さい」と言える勇気も必要です。何故なら、お互いに助け合う為に神様は多くの人間を創られたのだから。「子供たちよ、仲良く調和し、発展繁栄していきなさい」という想いで、私達と地球を創ってくださったのだから。...
悲しみ

悲しみ

人は自分が持っているものを失うから悲しくなります。大切に想っている人や、愛している人が自分のもとから離れてしまう。大事にしていた想い出があるモノを失ってしまう。こうした「自分のもの」と思っていたことを、何らかの理由で失うと、苦しくて哀しくて仕方がありません。でも、愛すべき人達も、大切なモノたちも、生まれた時に私達は何一つ持っていなかったはずです。何も持たずに身体一つで生まれてきました。だから、もし全てを失ってしまったとしても、ただ生まれた時に戻るだけ。また最初から、愛する人を見つければ良いし、また大切な想い出を創れば良い。でも・・・そ...
日日是好日

日日是好日

「日日是好日」映画のタイトルにもなった言葉ですが「毎日が良いことばかり続く日ではないけれど、一日一日を大切に生きることで、毎日が平安で素晴らしい日になること」と言う意味があります。「一日一生の想いで生きていれば人生は輝いたものになる」とも言い換える事が出来るでしょう。この世の中は、他人も物事も自分の思い通りにならないことばかり。それでも踏ん張って生きているのは、自分のためだけに生きている訳ではないから。家族のため、仲間のため、会社のため、国のため、この地球のため…この世界で、多くの人達が色んな念いで一生懸命に頑張って生きていると想うと...
あきらめる

あきらめる

「あきらめる」と聞くとマイナスのイメージを持たれる方も多いかと思いますが、「あきらめる」が「明らかに眺める」から来ていると言うように「その人はそう言う人なんだから仕方がない」と思えば、イライラもしません。他人が自分の思い通りな人にならないとイライラしてしまうので、そう言う時は「そう言う人だから今は気長に眺めていよう」と思えば、少しは他人を許すこともできようになります。神様もきっとそんな気の長い目で私達人間を眺めて、成長を待ってくれているのでしょう。何十年も何百年も何千年も…気の遠くなる年月を、ただひたすらに優しい眼差しで眺めてくれてい...
餌はやらない

餌はやらない

「釣り上げた魚に餌はやらない」「そんな、さもしい事を考えている人に騙されてはいけない。」心からそう思います。残念なことに、今こうした「精神的な貧弱人」が増えているようです。むしろ、こうした人達が地位や名誉や財産を持って、世の中を動かそうとしているので、余計に混乱が起きていると言っても過言ではないでしょう。「自分の懐に入ったならば後はこっちの思い通り」とばかりに、言いたい放題やりたい放題では、人心は離れていきますよね。でもこれ、意外と身近なところでやってます。例えば、恋愛に関して言えば「釣り上げた魚に餌はやらない」は、男性ばかりが取る態...