執筆者 西村 | 2023年07月14日 | 自分史
「山の中に庵を作り、その中に籠って悟りを得る」そんな人たちが今でも修行と称して(昔よりは少なくなりましたが)まだいらっしゃるようです。しかし、おそらく独り人里離れで得た悟りは、浅いものではないかと私は思ってしまいます。他人と言う存在を見て感じることで、人は自分を見つけることが出来るのではないでしょうか?また「他人を見ることができない人、理解することができない人、分かることが出来ない人」は、自分さえも分からない人だとも思います。他の人達の姿を見、他の人の心の在り方を見ることによって、「自分自身は、いったい何のために生まれ、何のために苦労...
執筆者 西村 | 2023年07月11日 | 自分史
私も農業に携わった事がありますので、日本の食料自給率には関心がありますし、お米は大切だと思っております。「お米は日本産じゃなければダメだ」「日本の低い食料自給率をこれ以上下げない為にも、外国米を入れてはいけない」と言う気持ちもよく分かりますが、もはやそうした思いは「信仰」に近いのではないかと思ってしまう事があります。私もカルフォルニア州に住んでいた事がありますので、現地でお米を買った事があります。「やはり日本産のお米は美味しいから高くても購入しよう」とわざわざ高額な日本産お米を最初は食べていました。しかし、現地の友人に「カルフォルニア...
執筆者 西村 | 2023年07月10日 | 自分史, 雑記帳
私は4度ほど命の危険に遭遇した事があります。何の自慢にもなりませんが、それほど命を大切にしない愚か者だったと言うことですね。w何度か死にかけた私のような者から世の中を見ると「なんでこんなにも不自由そうに生きているのだろう。」と思う人達が結構います。見えない何かに縛られて、しかも自分自身で絡まれに行っているような…生活を送って「生きてることがつまらない」と嘆いています。当然、私も日本国憲法にも社会的なルールにも縛られていますが「死ぬ気になれば、こんなモノいつでも捨ててやる!」そんな気持ちがあるので心はいつも自由です。本来はもっと能力や才...
執筆者 西村 | 2023年07月09日 | 自分史, 雑記帳
今の世の中は本物と偽物がごちゃ混ぜになって存在しております。もはや何が本物で何が偽物かも分からないほどの混沌状態です。漫画ハンター✖️ハンターのように、オーラ的なもので見極める事が出来たとしたら、どんなに便利でしょう。Wでも一つだけ誰にでも見分けられる方法があります。偽物は、従来の型やルール通りに創られていて、一見外見は美しく見えますが、触った瞬間に感動が消えていきます。反して本物は外見こそ偽物には劣るように見えたりしますが、触れた瞬間に「温かみ」を感じます。「おいおい、それじゃあ漫画の世界と変わらないじゃ...
執筆者 西村 | 2023年07月07日 | 自分史, 雑記帳
歴史は繰り返すと言いますが、人生においても親子で同じ様人生を歩む人達を沢山みてきました。両親、祖父母、曽祖父母と生きている時代は違えども、その人生が非常に似通っている方々もいらっしゃいます。子供達を言葉と暴力で支配してきた家長がいる家系では、何故か同じような家長が現れ、同様の家庭環境となり、子孫が苦しんでいる場合もあります。こうした連鎖を切るために、わたし達は親を選んで生まれてきている筈なのに、気がついてみたらその悪循環の中に自分自身も飲み込まれている…そんな方もいらっしゃるかもしれません。時代は変われども、引き継がれてきた考え方の中...
執筆者 西村 | 2023年07月06日 | 自分史, 雑記帳
前回では、3割くらいの方が「悩みは無いが漠然とした不安を抱えている」とお伝えしました。それでは「そうした漠然とした不安の正体は何なのか?」と言うところにも言及しました。その不安は「将来に起こるかもしれない苦難や困難に対する恐怖心からきている」のではないかと私は考えております。「今は何事もなく暮らせて幸せだけれど、この先、事件や事故に巻き込まれたり、地震や津波によって生命の危機が突然来るのではないか」と言う根拠のない不安が、恐怖させている事は間違いありません。だから、その恐怖心を取り除いてしまえば良いわけです。その恐怖心は「取り越し苦労...