辞世の句

辞世の句

侍たちは、いつこの世を去るか分からないから辞世の句を用意していたと言います。侍ではないですが、私もそろそろそういう歳になったのかと実感してきました。wしかしなかなか考えが纏まらないですね…自分の人生を振り返って、短い句で表現するのは至難の業です。そう考えると昔のお侍さんは余程肝が据わっていたのでしょう。死を直前にして考えるどころか頭が真っ白になってしまいます。身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置きまし 大和魂  <吉田松陰>極楽も 地獄も先は...
沈黙

沈黙

「沈思黙考」という言葉がありますが、人は優秀になればなるほど、寡黙になって行くそうです。自分が喋るよりも他人の話に耳を傾けて、多くを語らず、心の中で深く考えて行動するようになれれば、きっと側から見てもダンディなオジサンに映るのでしょうね。私は程遠いですがw「内剛外柔」という言葉もありますが、やはり男性は「心のうちは自分に厳しく、外に現れる姿は優しい感じ」が理想なのかも知れませんね。...
自制心

自制心

最近では若い頃撮った写真が自分の知らないところで簡単に拡散されてしまう事があります。有名人なれば尚更な事、昔の友人知人とハッチャケていた頃の、さもない写真もお宝になってしまう事があるようです。本当に自分を大切に思うのであれば、またその人の事を本当に想うのであれば、若い頃の男女間の自制心は必要でしょうね。「自分は将来、他人の役にたつ立派な人間になるんだ!」と念う人ほど、若い頃は自分の欲望を自制しなければいけない気がします。...
自助努力

自助努力

得た収益を更なる成長発展のために使う事は良い事であると、昔から言われていますが、経営者になってみると「未来への投資がなかなか出来ない」と言う事がよく分かりました。W会社を日々回す事に気持がいっぱいいっぱいになって、3年後、5年後、10年後の事が考えられなくなってしまいます。そうした時に思う事は「今は取り合えず、前に一歩踏み出す事だけを考えよう。今日がなければ明日もないのだから。」と自分を奮い立たせます。「努力する事をやめてしまえば楽な事は分かっているけれど、やはり自分を助けてくれるのは自分しかないのだから、先ずは自分を助けよう」と思う...
お金

お金

その人の性格を知りたいと思ったら「お金の手に入れ方、使い方、運用の仕方を見れば良い」と言われます。使われている身であればサラリーとして収入は得るのだけれど、どの様な仕事、稼ぎ方をしているのかで、ある程度のその人性格が分かります。またお金の使い方は、散財派なのか、時々高いモノをドカンと買う派か、貯めるの大好きな派か…またお金の運用の仕方にも性格がでます。ギャンブル派か堅実派か…これらを総合すると、その人の先祖や親兄弟の性格も、ある程度判るから面白いですね。...
欲

自分を成長させる為には「向上心」が必要です。でも、この向上心は「欲」から由来しているから厄介です。「これを学べはあなたは変われる」「このモノを持っているとお金持ちになれる」とか、周りの人にささやかれてその気になり、ついフラフラとそちらに行ってしまい、道を外れて人生を台無しにする…そんなお話はよく聞きます。私も「街灯に集まる蛾の如く」そうした「外れ道」に何度も足を踏み入れました。wそこから学んだ事は「欲を増大させるだけの知恵を求めても得られることは少ない」と言うことです。それよりは「ひとに何かを教えてあげたり、何かを差し上げたりすること...