執筆者 西村 | 2024年06月15日 | 自分史
私はよく両親に「あなたは他人事のように聞いているけれど、あなたのことを言っているのよ!」と怒られていました。先生に叱られている時もぼーっとして「聞いている?」とよく叱られた事を思い出します。生来、私は無頓着な人間だったのかも知れませんが、怒ったり、叱ったりしている人をジッと観察してしまうクセがあったようです。「何故この人はこんなに怒っているんだろう。」「こんなに怖い顔をして何が楽しいのだろう。」そんな事を考えてしまう変わった子供でした。でもそれが今までの仕事(感相学やヘッドハンター)などに役立っていたのかも知れません。他の人の表情や仕...
執筆者 西村 | 2024年06月12日 | 自分史
私には40年ほど前に感相学の師匠からいただいた易名があります。「時任悟…時に任せて悟れ」といただきましたが、最初は意味も分からずただ有り難く使わせていただいておりました。しかしある時から、この名前がとても意味深な示唆を含んでいる事に気付きました。時間というものは本当に存在するのか?全ての事柄が諸行無常だから時が作られるのか?時間とは一体なんなのか?そんな事を一生考えていても、決して答えには辿り着けないとは思うのですが、一つの想いが浮かびました。「時間は世界標準で決められた時間で存在しているのではなく、個々人それぞれで時間の流れは異なる...
執筆者 西村 | 2024年06月08日 | 自分史
巷には「リーダー論」が沢山ありますが、私には中々しっくりと来るものがありませんでした。十数年前の昔話ですが、百名を超える人数の規模の部下を抱えることになった私は「リーダーの在り方」に悩んでいました。そんな私に「君はその組織のトップなのか?それともトップの意向に従う部下なのか?」とメンターに聞かれ「トップではないですが、部門長ではあります」と答えました。すると彼は「トップでなければそんなに悩む事はない。君の上司にあたる人たちの気持ちを察すれば良いだけだ。君がどの立場かでその都度状況は変わって来る。それでも変わらない事がある。それは『自分...
執筆者 西村 | 2024年06月05日 | 自分史
川田薫先生(1934年生まれ。理学博士。東京理科大学物理学科卒。東京大学地震研究所、東京大学物性研究所を経て、三菱金属中央研究所に入社。並行して科学技術庁(現文部科学省)、通産省(現経産省)などの評価委員、研究員を歴任後、1988年独立、川田研究所を設立。さまざまなミネラルの作用を発見し、その成果を応用)は「たましい」の研究も熱心にされました。「魂が存在するなら亡くなった時に重さに変化があるはずだ」と。こうした研究は多くの科学者が同様の実験を行っております。しかしながら科学的実証にまでは至っておりません。魂に重さがあれば計測する事も可...
執筆者 西村 | 2024年06月04日 | 自分史, 雑記帳
心理学は大きく分けて3つに分類されるそうです。一つはフロイトなどの「精神分析」二つ目はジョン・ワトソンなどの「行動主義心理学」三つ目がマズローの「人間性心理学」です。マズローと聞くと「欲求5段階説」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、私は「ピークエクスペリエンス(至高体験)」が先ず先に浮かんで来ます。至高体験と言うと何となく難しい感じがしますが、最近良くアスリートの中で使われる「ゾーンに入る」的な感じで捉えてもらって良いのではないかと勝手に私は思っています。自分自身を超えた自己超越。自分ではない覚醒した自分。自然の中に溶け込み、自分...
執筆者 西村 | 2024年06月01日 | 自分史
「夢を持って未来を楽しもう」の夢とは違う、寝ている時に見る夢について今日はお話ししようと思います。皆様の中には夢日記を付けている方もいらっしゃる事と思います。また「こんな夢を見たけれど、それは吉兆、それとも凶兆?」と気になる方もいらっしゃることでしょう。海外ではユングやフロイトの夢心理学が有名ですが、日本では明恵上人が「夢記」を残し、正夢をよく見たそうです。私は夢を忘れてしまうので、正夢を見たかどうかも分かりませんが、同じ夢は幼い頃から何十回も見ていたので良く覚えております。一つは、冷たい石畳の上を裸足で痩せこけた人が、木材で出来た十...