執筆者 西村 | 2024年01月06日 | お客さまの声, カウンセリング, 自分史
教育と言うと、学校教育や塾などを思い浮かべる方が多いかと思いますが、本当の意味で大切な教育は家庭内でなされる事が多いと言われております。いわゆる「家庭教育」と言う事ですが、現代においては、その家庭教育が一番なおざりにされている感が否めません。目上の人との会話の仕方(敬語の使い方)、感情の調整、言葉の選び方、生きていく上での作法、他の人の心の計り方…など、両親や家族から学ぶことは多々あったはずです。しかしながら、現在の家庭では核家族化が進み過ぎて、もはや父母と一度も目も合わさず、会話もしない一日が、何日も続いてしまう事すらあるようです。...
執筆者 西村 | 2024年01月02日 | お客さまの声, カウンセリング, 自分史
私たちの心は常に揺れ動いています。悲しい事が起きれば心が落ち込み、苦しい事が起きれば千々に乱れます。嬉しい事、喜ばしい事があれば、心が躍ります。心を乱し、怒りや不平不満をぶち撒けている人を見ると、嫌な気持ちになりますが、自分が同じような立場に立った時には周りは見えなくなってしまいます。洪水の中で揺れる木の葉舟のように、波の大きさに翻弄される事なく、悲しみは小さく捉え、喜びの時には有頂天にならない平常心が私達の人格を成長させてくれます。「いつでも平静でいたい。冷静に判断したい。いつも淡々と精進する自分でありたい。」そう思っていれば、そう...
執筆者 西村 | 2024年01月01日 | 自分史
皆様、あけましておめでとうございます。2024年も皆様にとって実り多き素晴らしい一年となりますよう心から祈念申し上げます。さて、人は安易な成功に満足しやいものです。「そんなに大成功を求めてはいないので、ちょうどこの位が私には分相応だ」確かに「足ることを知る」と言う事も大切ではありますが、一歩間違うと向上心の無い、覇気のない「この程度の人間だから仕方がない」そんな気持ちになってしまいます。本当はもっと頑張れない事は無いけれど「汗水流して必死に頑張っているのはカッコ悪い」そんな思いはありませんか?そんな気持ちに私も何度もなりましたし、それ...
執筆者 西村 | 2023年12月31日 | カウンセリング, 自分史
私を含めて誰でもそうだと思いますが「自ら願って苦難困難きたれ!」と言う人は、そうそういらっしゃらないかと思います。出来れば「苦しいこと、辛いこと、悲しいことは起きないで貰いたい」そう願うのが一般的ではないでしょうか。でも「人生を一冊の問題集」と捉えた時には見方が変わってきます。「苦難困難は起きないで欲しい」という願いは「私は人生の問題を放棄したい。いや出来れば問題自体を与えないで欲しい」と願うようなものです。「問題など与えてくれなくても、私は何事も無い人生を歩みたいのだから、それで良い」と思うかもしれませんが、それならば、そもそも天国...
執筆者 西村 | 2023年12月30日 | カウンセリング, 自分史
「他人を褒めると何か負けたような気がして褒められない」と言う方は、私だけではないかと思います。それほど他人を褒めると言う事は勇気がいることです。ですから平気に他人を褒めることができる人は、それだけでも大した人物であるし、「私は偉い」と自分自身をもっと褒めてあげても良いかと思います。目上の人や上司を褒めることが出来ても、自分より年下の人や社会的地位が低い人を褒めることが出来ないのが普通であるようです。でも人間、他人を褒めることが出来なくなったら先の成長は中々ないかと思います。口を開けば他人の批判や悪口ばかりでは、その人自身の未来も暗いも...
執筆者 西村 | 2023年12月28日 | カウンセリング, 自分史
高齢化社会になると問題になるのは医療費関係ばかりではありません。いわゆる「老害」と言う深刻な問題も出てきます。私もシニアと言われる世代になり、やはり出処進退は自分で決めるべきと思い古巣を離れ、新しい会社を創りました。日本は儒教が根付いているので、年上を敬う気持ちを持ってくれている人達が多く、有り難い事ではありますが、だからと言って歳を取れば取るほど仕事が出来る訳でもなく、50、60才を過ぎると心身ともに衰えを感じることは否めません。にも関わらず、年齢を重ねると共に欲が増していく方もいらっしゃるようで、年寄りを敬ってくれるのをいい事に、...