未で生を知らず、焉くんぞ死を知らん

未で生を知らず、焉くんぞ死を知らん

論語に出てくる有名な孔子の言葉です。「いまだ生きると言うことの本当の意味を知らないのに、どうして死後の世界のことが分かろうか。死後の世界のことを考えているより、先ずは今のあなたの人生を正しなさい。それがあってからの死後なんですよ。今、全力を尽くせ。今、最善の生き方をしなさい。そうすれば死後の世界は後からついてきます」そんな意味だろうと私は解釈しております。終活も大切ですが、本当の終活をするならば「今生きているこの瞬間に、感謝すべき人には有り難うを言い、謝らなければならない人にはごめんなさいを言う。それこそが死への準備ではないですか?」...
本当の終活?

本当の終活?

今巷に流行っている終活は「死への準備」という感じが私はしてしまいます。もちろん、大切な事であることは否めませんが、終活しているご本人の気持ちまで「死の準備」に傾倒していくようであれば、それは少し違うような気がします。やはり、元気で人生を楽しんでいるうちに「ピンピンコロリで亡くなった」と言う方が幸せな感じがするのは私だけでしょうか。病院のベットの中で死んでいく事に抵抗があるように、「自分の死」から目を逸らし生きて行くのも、また恥ずかしい気がします。「自分もいつかは死ぬ」事を理解しているからこそ、今ある命を大切に出来るのではないかと思いま...
これからのトレンドは?

これからのトレンドは?

80歳、90歳になっても元気でバリバリ!長寿社会となって、こうした状況はもう当たり前になって行くことでしょう。では超長寿社会を迎えるに当たって、日本社会としてどんな事が必要でしょうか?就業年齢を70歳、75歳まで上げる…そうした事ももちろん大切なことですが、最も大切なのは「どうしたら心身ともに若返らせることが出来るか?」なのだと私たちは考えております。健康でなければ働きたくとも働けないし、そもそも働く気力が無ければ職場のお荷物になってしまうでしょう。そうなれば、本人も働くことに苦痛を感じてしまうと同時に、周りからの高齢者就労に関する目...
終活映画⑦

終活映画⑦

今回は「老後の資金がありません」です。「日本では老後には2,000万円が無いと暮らしていけない」と言われていますが、本当にそうでしょうか?と言うのがこの映画のテーマになっております。生前葬も出てくる面白い可笑しい作品となっておりますが、内容はとても勉強になります。...
自分の趣味の発表会

自分の趣味の発表会

人生の大切な時間を使い取り組んできた、ご自分の趣味の発表会として「感謝の会」を開催される方もおります。俳句や和歌、写真や絵画、ギターやピアノ、カラオケや釣り、アウトドア…様々な趣味にやりがいや生きがいを感じてこられたことでしょう。でも、あの世に逝ってしまえば全てが消えてしまう可能性があります。人生の大切な時間を費やしてきたのに、亡くなるときは一瞬です。ご遺族の方たちも「想い出に残しておきたいけれど・・・」と対応の悩んでしまうという現実もあります。そうであるならば、生きているうちに「発表会」をやってしまえばいいんです!「感謝の会」と言う...
生前葬は個人でも出来ます!

生前葬は個人でも出来ます!

もちろん、「生前葬」や「感謝の会」は皆さま個人個人で出来ます。やり方などは様々なので、イベント好きな方ならばきっと簡単にできることでしょう。招待者への招待状の送り、会場の予約、企画内容の段取り等、やらなければならないことは沢山ありますが、時間を掛ければ可能だと思います。ただ、「思い立ったら吉日」と言う具合に、すぐに開催したいとなると、個人ですとなかなか厳しいものがあるかと思います。...