これはある知り合いのお医者様から聞いたお話です。そのお医者様は「精神と病気の因果関係」を研究しております。その研究は今も持続しておりますが、「100%の因果関係は立証されておりませんが」という事を前置きに「他人に対して恨みの心、憎しみの心を1年以上持続して常日頃から思い考えている人は癌に罹病する確率が高くなる傾向がある。」と仰ってました。癌の種類までまちまちですし、進行具合も人によるそうですが、
「他人に対しての悪い感情は、自分自身の健康にも悪影響を与える」
可能性が高いと言えるそうです。
まあ、この話はお医者さんから言われなくても経験上なんとなく理解できるのは私だけではないかと思います。毎日毎日「あいつのせいで自分はこんな風になった。すべてあいつが悪いんだ」なんて思っていたら、雰囲気も人相も変わってきますね。昔から「人を呪わば穴二つ」と言われているように、「他人を呪い殺すと、その対象者も死ぬかもしれないけれど、自分自身も死んでしまうので、墓穴が二つになる」という事です。
自分自身を守るためにも、嫌なことをされたり、意地悪なことをされても、サラサラと流していける川の流れのような心になりたいと、いつも思っております。