私達の今の生活は、歴史上の偉人賢人達の努力の賜物であると言えます。
ではそうした歴史上に名を連ねる偉人賢人を評価する時に、どのような評価基準でみれば良いのでしょう。
以下の3つの基準で評価すると「その人が本当に偉人かどうかが解る」と言われています。
一つ目「その人が無私であったか?」
つまりは「その言動が利己的か、利他的か」と言うことであり、「得た結果を自分のものにする事が多い人物は、偉人とは言い難い」と言う事です。
二つ目「その人が行った事が、本当にユートピアの為の貢献となったか?」
単なる自分のいる組織や地域や国を富ますためだけの行動であれば、それは暴力団や盗賊団でも変わりません。
奴隷解放のために、国を二分してまでも戦争を行ったリンカーンの人生を見れば、彼が偉人であったことは間違いありません。
三つ目「後世に対して、どのような精神的遺産を遺したか?」
この基準でみると、ナポレオンやアレキサンダーとヒトラーの違いが明らかになります。
あるところまでは似ていても、あるところからは違っています。
これからの3つの基準は「YES or NO」だけではなく、グレード(段階)があるので、本当はもっと複雑になります。
とは言っても、結局のところは「その人が何を目指して生きていたのか?」が、その人が偉人か、そうでないのか大きな違いになってくると言う事です。