言葉は他人と意思疎通を行う上で大切な道具ですが、どうしても伝えたいことの全ては伝えられない、もどかしさがあります。
また逆に相手からの言葉を全て理解できないが為に誤解が生じて、いざこざが起きたりもします。
他人との会話にすらこんな状況なので、自分との対話に至っては言わずもがなですね。
経営コンサルタントの本田晃一さんも「自分と自分との会話が良好でないと夢は叶えられない」と仰っておりますが、「自分との会話」が自分自身を成長させるためには最も重要です。
自分自身を最も褒めてくれる人、自分の事を最も知っている人は誰でしょうか?
世界中で一番自分を知っているのは「自分自身」のはずです。
「自分の事が一番よく分からない」と言う相談事をよく聞きますが、「それでは、あなたが生まれた時から今までの人生の事を一番知っている人はどなたですか?」と聞くと「自分です」と答えます。
自分でも分からない部分はあるけれど、それでも世界中で一番自分の事を知っている存在は自分しかいません。
だからこそ「自分との対話」が重要なのでしょう。
「自分はなぜ生きるのか?」「自分の天命・使命は?」「自分はどんな人間になれば幸せと感じるのか?」
こんな事に答えられるのも自分しかありません。
他人はヒントを与えることが出来ても、答えは与えてはいけない存在です。
何故ならば、人生はあなた自身の問題集だから。