会社でも他の組織でも、大きくなってくれば来るほど軍隊的な組織になりがちです。
軍隊的な組織とは「命令がないと動かない」「責任の所在がはっきりしない場合も行動しない」そんな固まって融通が利かない組織になりがちです。
それに比べ、中国の故事「常山の蛇勢(じょうざんのだせい)」の様な組織は「組織として見て弱いと思うところを攻撃されても、必ず他のところがバックアップしてカバーしてくる」ので、手強い組織となります。
また、こうした組織は「上が知っても知らなくても、下がやっていることは上の考えと殆ど同じことだ」「上の人がやっても、必ずそうするだろうな」と思うような組織になっています。
そう言った組織になる為には、常日頃から、上の人が「自分はこういう考え方を持っている」という事を、キチンと情報発信しております。
それを下の人が繰り返し聴いて学習していて、自分たちも考える力を持ち、判断する様になってくれば、段々とその状態に近づいてくると思われます。