世の中には、驚くほど頭が切れる人がいらっしゃいます。
それは会社仕事の世界ばかりでなく、政治の世界にも、医療の世界にも、お笑いの世界にも居ます。
彼らは自分自身で、その高い処理能力を自覚している人が殆どで、「そんなに切れるかなぁ」と口では言っているものの、謙遜して言っている場合が多い様にも見受けられます。
もちろん、自分の頭の切れ味を鋭くするために努力して来たところもある筈なので、当たり前と言えば当たり前ですが、そういう人であっても信じられない「躓き」をする事もあります。
例えば、周りの多く人が知っていることを自分だけが知らない時、頭の回転が空回りして「知らないことの言い訳」をし始めたり、先走り過ぎて言ってはいけない事を喋ってしまったりする事もあります。
頭が切れる人は将来、立派なリーダーになる事を期待されている分、人の評価の対象になり易いところがあります。
普通の人ならよくある失敗も、頭が切れる人がすると「あらあら珍しい。貴方もそんな失敗するんですね。」と言われたりします。
そうすると、そう言われた事でプライドが傷つき、暫く立ち直れない人もいたりします。
どんなに切れ味の良い包丁も、使い所を間違えれば凶器ににもなるという事もあります。
どんなに頭が切れるからと言っても、普段はシッカリと鞘に収めておくことが大切ですね。
