何かを新しく学ぶためには、それまでの流れや法則やルールを、教科書やマニュアルを通して学ぶことが出来るようになり、とても便利な世の中になりました。
しかしながらその反面、教科書通りに実行する事が良しとされ、新たな発明や発見が無くなってきてもいるようです。
いわゆる秀才と言われる人達は教科書通りに行動する事に長けております。
ですから指導する側からすると、失礼な言い方ですが「扱い易い人」となります。
でも、そう言う人達の中からには、天才は生まれきません。
何故なら、自分自身で自分の発想や思考までを、見えない糸でがんじがらめしてしまうからです。
自分をがんじがらめにすることで、発想や思考に遊び心が無くなります。
「こうマニュアルに書かれているから、こうした事象が起きるのは私が間違ったからだ。」と言う発想になってしまいます。
しかし天才は違います。
「教科書にはこうなると書かれているけれど、実際こう言う結果になった。これには何らかの原因があるはずだ。その原因を探りたい!」と言う考え方になる様です。
凡人や秀才はイレギュラーを嫌いますが、天才は普段と異なる事をとても喜ぶ傾向があるようです。