幸田露伴氏は「努力論」の中で、幸福になるための3つの大切なこととして「分福」「惜福」「植福」を説きました。
万福とは「福が来たら、その福を周りの人に与えること」
惜福とは「仮にお金がいっぱい入るような幸せが来ても、無駄遣いせず適切に大切に使うこと」
植福とは「植林のように、福がこれからの未来にもっと大きく育つように、今のうちから幸せに投資しておくこと」
まるでお金待ちになる方法を教えてくれているようですが、幸福になる事も同じことのようです。
「運が良い」の運は、その後ろに「ぶ」をつけると「運ぶ」になります。
運もお金も人が運んで来てくれるものです。
ですから、この三福が有効になるのでしょう。
幸福が育つように投資して、幸福が増えて来たら無駄遣いせずに、大切に分けて行く…
これこそ「幸福への道」という事なのですね。