「欲しい時には与えられず、与えたい時には次の代・・・」が「親の愛」なのでしょう。
私達は幼い頃は、お父さん、お母さんの愛が欲しくて堪りません。
特に母親からの愛情は、子供が健全に育つためには欠かせないものだと言われます。
昔、日本人は母親の事を「カカさま」と呼んでいました。
夫が妻のことを「カミさん」と呼ぶのも、この「カカさま」から来ています。
「カカ」とは「太陽が燃える様」から来ていると言われ「カカさま=太陽」のことだったのです。
つまり母親は太陽であり、妻も太陽であると言うことになります。
母と妻を太陽のように敬い、大切に思うことが、古来より日本人に伝わる美徳であったという事です。
「お母さん」と言う言葉も「カ」つまりは「太陽」を元に作られた呼称なのです。