私達の不幸の始まりは、「相手のことが理解できない」と言うところから始まってしまう事が多いようです。
自分と意見が合わない人であっても、その考え方や生き方が、全て理解できれば許せる事も可能でしょうが、理解できない場合は、どうしても納得がいかず、自分の感情が許さないところがあります。
そういう事があるので、「人間について、もっと知りたい」と言うことで「人間学」が大事となってきます。
自分以外の他の人々は、自分とは違う様々な考え方を持って生きています。
中には、こちらが聞いたこともない考え方や、唖然としてしまうような考え方を持っている人もいます。
向こう側からすれば、こちらがそうであって、全く逆になる訳ですが、こうした事はどんな国や地域であっても起こり得ることです。
こうした違いを知らない方が「幸福」なのかも知れませんが、これだけグローバルな時代になると、「知ったこっちゃない」と素通りするわけにも行きません。
色々な意見があると言うことを知った後には、「その違いをどう克服していくのか」と言うテーマが出てきます。
まさに「人間学に終わりはない」と言われる通りです。