日本では、65歳以上を高齢者と定義しています。
既に人口の約三割は高齢者となっている現状です。
そのうち65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と区別しています。
こうした超高齢化社会を迎えようとする中、介護者の求人は多いのですが、求職者が少ないと言うのが現実でもあります。
今では「高齢者が高齢者を介護する」老老介護が多くなって来ております。
その中の三割以上が、要介護者と介護者の年齢が共に75歳以上の後期高齢者同士となっています。
お互いに身体を労われる歳になっていながら、支え、支えられていると言う現状です。
この人口ピラミッドを変えて行くには、数十年の時が必要となります。
50年後の将来のために「今日、動かなければ行けない」切羽詰まった状況です。
では如何すれば良いのか?
子供達の人数を増やすことです。
こうして政府は、躍起になって出産を奨励しますが、人は将来を見て人生計画立てるので、犬猫のようには出産は出来ません。
「では、どうすれば良いのか?移民を推奨すればよいのか?」
今、待ったなしの課題が突きつけられているのです。