あなたが何らかの原因で亡くなられたら、お葬式は皆さん自身が行う事ではありませんが、どなたかが催してくれることと思います。最近ではご自分自身で事前にお葬式の準備をされている方もおります。いわゆる「終活」というものですが、自分が亡くなった後の事ばかりを考えていると、気持ちが暗くなってくるのは私だけでしょうか?何か前向きじゃないというか…人生から逃げているわけではないのに「もう死ぬだけだから…」と言う、何とも言わく言い難い「哀しみ」が漂ってくる気がします。もちろんそんな気持ちの人ばかりではなく、前向きにとらえて「死んだ後の準備は全てやった。あとは悔いなく残りの人生を謳歌しよう!」と言う方もいらっしゃいます。そういう気持ちになれるのであれば「終活」にも意味を見出せる気がしますが、ただ単に「死出の準備」という事での終活ならば、後ろ向きな気がするのは私だけでしょうか?
弊社では「残りの人生、何年あるか分からないけれども、今までの自分の人生を振り返り、謝らなければならない人には謝り、感謝の言葉を伝えることができなかった方には、ありがとうの気持ちを伝えて、また新らしい人生を歩んで行くために生前葬をやってみませんか?」とご提案しております。
亡くなって「人生を終了」するのではなく、命ある今この時に「今までの自分の人生をリセットし、生まれ変わったつもりで新しい人生を生きてみる」こともアリではないでしょうか。